アメリカ駐在妻のLittlepondです。
2018年より夫の転勤でマサチューセッツ州ボストン郊外に在住で、中学生の長女がおります。
今回は「海外駐在妻が在宅リモートワークを探すときに気を付けるべきこと」をお伝えします。
私もアメリカ駐在妻をしながら日本企業の案件で在宅ワークをしております。
最近、在宅ワーカーのアメリカ駐在妻である友人から「リモートワーク希望のアメリカ在住日本人を狙った危険な情報」が入ってきました。
アメリカはもちろん、他の国でも同じケースがあるはずです。
今後、海外でリモートワークを探す人が知っておいて損はない情報をお伝えします。
SNS投稿での在宅ワークの求人・募集
最近、フェイスブックなどのSNSや地域のコミュニティサイトへ、アメリカ在住の日本人向けに在宅ワーカー募集で怪しい投稿が増えています。
これに連絡をした私の知人が被害に遭いました。
興味があると連絡して個人情報を送ってしまうと、迷惑メッセージや電話などが頻発するようになります。
連絡したこともないクレジット会社やローン会社から電話がかかってくるようになるパターンも増えているようです。
以下のような投稿はアメリカ在住者がよく考えれば「そんな求人あるわけない」と思うのですが、在宅ワークは競争率も高いため
「手っ取り早く見つけたい」
「日本人からの情報なら大丈夫だろう」
と、アメリカに来たばかりの駐在妻が連絡してしまうこともありがちです。
以下のような求人は基本的に信用してはいけません。
・日本人のよくある名前の投稿者からの求人
・仕事は事務やデータ入力などハードルが低め
・英語力は不問
・実績・過去の経験も不問
・1日2時間〜のようなパートタイム募集もある
・具体的な会社名・報酬について記載がない
・働けるステータス(ビザ・就労権)の記載なし
日本語でやり取りができて、仕事内容も簡単そうなので思わず飛びつきたくなりますが、詐欺の被害に遭う人もいるのです。
個人情報を奪う詐欺の場合も
詐欺(Scam)投稿者は「申し込み希望者はDMで電話番号を記入してメッセージを」と誘導します。
この時点で、電話番号が売られる詐欺だと思って連絡をやめましょう。最初からメールアドレス以外の個人情報を聞いてくるのはおかしいです。
さらに日本人の投稿だとLINEやインスタのアカウント情報を「連絡手段」として聞いてくることもあり、アカウントの乗っ取りをされるケースもあります。
やりとりを進めるうち、アメリカの場合はいずれ「お仕事への申込みでSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)が必要です」となります。
日本で例えると、マイナンバー情報を盗まれるレベルの危険度MAXな詐欺のパターンです。
SNSのグループへ投稿された求人は、基本的に信用しない方がよいです。
海外で在宅ワークを探すベストな方法
アメリカの場合、フェイスブックの在米日本人グループや、各州や地域の日本人グループを狙った求人詐欺もあり、SNSでの募集は基本的に信用しないのが無難です。
在宅ワークを日本人のネットワークで探したいなら、実際に知っている人から実在する会社の案件を紹介してもらいましょう。
私は日本で登録しているクラウドソーシング会社からの案件しか請けていません。
そもそも実在する会社でないと、求人案件を登録できないからです。
実際に私が今も利用しているクラウドソーシングサービスはこちらの記事で紹介しています。
単価が低い案件も多いですが、スキルがある人なら応募できる高単価の案件もありますので、日本のクラウドソーシングで地道に探すのが安全です。
この記事がこれから海外で在宅ワークをしたい方の参考になれば嬉しいです。