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アメリカ駐在妻のLittlepondです。
2018年に現地企業駐在員である夫の転勤でマサチューセッツ州ボストン郊外に移住し、当時8歳の長女と帯同しています。
西海岸の日本人向けポータルサイト【ロサンゼルスタウン】【サンディエゴタウン】でコラム【駐在妻的米国生活】を連載している駐在妻ブロガーです。
このブログは私がアメリカ駐在妻になる前に知りたかったコンテンツを、駐在妻6年目になった立場で発信しています。
これから駐在妻になる人や、現役駐在妻のお役に立ちたいと始めました。
今回の記事では駐在妻の在宅ワークについてお伝えします。
私自身は日本にいたときからフリーランスで働いていて、アメリカ渡航時には業務を整理しましたが、オンラインで今でも仕事を継続しています。
アメリカに来てからは日系のクラウドソーシングでも仕事を請けるようになりました。
これを読んでいるプレ駐妻の皆さんは、パートナーの海外赴任へ帯同するにあたって
「海外でも駐在妻の立場で仕事はできる?」
というお悩みや心配を抱えていらっしゃると思います。
駐在妻が海外でも働くとしたら、以下の3つの方法があります。
■ 現在、勤めている会社を辞めずに海外から完全リモートで働く
■ 現地採用(アルバイト・パート含む)で働く
■ フリーランスになり、在宅でリモートワークをする
この記事では3つめの「フリーランスで在宅」で働くための方法をお伝えします。
現在はフリーランスでWEB編集の仕事を日本の会社から請け、日本の銀行へ報酬が振り込まれています。
この記事ではパートナーの海外赴任へ帯同するタイミングで「フリーランス」になることを考えている皆さまで
✔️ 日本人だけで群れる狭ーい駐妻界だけで海外生活を終わらせたくない
✔️ 仕事も海外生活も両立させて、リア充駐在妻になりたい
✔️ 帰国後もキャリアを中断したくない
という方に、駐妻をしながら在宅ワークで稼ぐための準備と方法をお伝えします。
最後まで読んでいただければ、海外でできる仕事の参考にしていただけるはずです。
- 駐在妻でも仕事ができるかパートナーの会社に確認を
- 海外駐在妻の在宅ワークその1【日系クラウドソーシング】
- 海外駐在妻の在宅ワークその2【フジ子さん】
- 海外駐在妻の在宅ワークその3【翻訳のアメリア】
- 駐在妻が海外でできる在宅ワークまとめ
駐在妻でも仕事ができるかパートナーの会社に確認を
まず、海外でも働きたい駐在妻の皆さんが準備するべきことは、その国での就労が認められるかどうかをパートナーの駐在担当の移民弁護士に確認することです。
わが家は夫が企業駐在員のアメリカL1ビザ、私は配偶者のL2ビザで、夫のビザ手続きと同時にアメリカ労働許可証(EAD)を申請しました。(2018年当時)
(2022年3月より現在アメリカでE・Lビザ配偶者はEAD申請が必要なくなりました)
わが家は海外転出で住民票を抜いています。
日本での収入は夫の会社の税理士に申告し、納税はアメリカで行なっています。
働きたい駐在妻がまずやるべきことは、パートナーの会社へ渡航する国で配偶者(帯同者)ビザで働けるかの確認です。
駐在妻の就労についてさらに詳しく知りたい方はこちら↓
海外駐在妻の在宅ワークその1【日系クラウドソーシング】
フリーランスで仕事を探すために私が登録している「日系クラウドソーシングサービス」をご紹介します。
日本のクラウドソーシングは海外から登録できるものもありますが、基本的には「日本の住所(実家など郵便物が受け取れる住所)」と「日本の銀行口座」が必要です。
日本での登録時には契約先には海外在住と伝え、源泉所得税を徴収しないようお願いすればOKです。(租税条約の対象国での納税は「在住国で」が基本のため)
こちらのクラウドソーシングサービスに向いている人は、
記事ライター
Webエンジニア・デザイナー
サイト運営管理者
イラストレーター
PPT・エクセルなどで資料作成
営業事務
オンラインアシスタント業務・事務
などのPC・WEBスキルがあるフリーランサーです。
Web系スキルがあれば誰でもOKで、私は「記事ライター・WEB編集者」で登録しています。
また、事務職系の方でも案件がたくさんみつかるサービスもあります。
アンケートなどの軽作業や、事務系タスク、オンラインアシスタント業務はもちろん、映画やドラマのレビュー、商品レビュー、体験談なども募集しています。
スキルやできる作業内容を無料で登録しておけばメールで新規案件募集が届きます。
私はこのサービスからのメールをチェックし、案件にエントリーしています。
こちらの2つのサービスは非常に案件数が多いので、登録だけでもしてみるのをオススメします。
クラウドテック ←海外在住でも登録OK・WEBデザイナー・クリエイター系案件が多い
Craudiaクラウディア ←海外在住者向け(買い付け・翻訳)事務系・作業系の案件が多い
各社ともに、案件に応募してもすぐに契約ができるわけではありませんので、まずは登録して、定期的に仕事をもらえそうなクライアントを探してみましょう。
登録はすべて無料で、登録後はどんな募集案件があるかを見られます。
日系のクラウドソーシングを詳しく知りたい方は、この記事も参考にしてください。
海外駐在妻の在宅ワークその2【フジ子さん】
事務系アシスタント業務(いわゆる事務職)出身者にはフジ子さん がオススメです。
PC事務経験、経理・Web・人事・総務・秘書業務などのバックスタッフ経験者なら応募可能です。ECサイト運営や、HPの作成、イラスト作業も募集しています。
フジ子さんは、クラウドテック、クラウディア、Bizseekなどのクラウドソーシングサービスと違い、まず登録後にオンラインでの面接があります。
その後、OJTで仕事の流れを教えてもらってから業務に入って行きます。
在宅オンリーの派遣会社的な感覚でお仕事ができて、しかも「時給制」です。
海外で活躍しているアシスタントもいて、海外在住者は優遇スキルとして扱ってくれますが、渡航後はWi-Fi環境がすぐに整わないこともあります。
日本でエントリーするのがオススメです。
海外駐在妻の在宅ワークその3【翻訳のアメリア】
英語や外国語に自信があるなら、本格的に翻訳を仕事にする方法もあります。
翻訳者ネットワーク「アメリア」は翻訳者が必要な企業と翻訳ができる人をつなぐマッチングサービス。
すでに翻訳を仕事にしている人はもちろん、これから翻訳を仕事にしようと思う人も登録できます。
個人会員は入会金5,500円と年会費16,500円(税込)が発生しますが、アメリアは中間マージンを取らないので、翻訳者の手元に入る報酬が結局は高いのだそう。
これは、私の知り合いの駐妻さんに教えてもらいました。
彼女は駐在中にアメリアで翻訳の仕事を始め、帰国してお子さんが小学生になったので、本格的に在宅で仕事を始めました。
英語をいつか仕事にしたい人は、海外赴任は絶好のタイミングです。
海外生活で英語に触れる機会が増えるにつれて、英語を日本語に訳すときにも幅広い表現が身につくからです。
請求すると、内容の濃い資料がDLできます。
なんと3割の人が未経験からのスタートだとか。これなら私も頑張ればできるんじゃない?と思えました。TOEICの点数より日本語の表現力を大事にします、と書かれていて勇気をもらえます。
トップページの右上【資料のご請求】から名前とメールアドレスを入力するだけで、無料で資料がダウンロードできます。
海外で駐在妻が翻訳者として働く方法をさらに詳しい記事で見る
駐在妻が海外でできる在宅ワークまとめ
海外だと問題になるのは時差だけですが、日本の〆切さえ守れば世界中どこにいてもオンラインでの仕事は探せます。
私はアメリカに来てから試行錯誤で始めましたが、日本にいるうちに在宅ワーク環境を整えておくのがよいです。
■ 日系クラウドソーシング
クラウドテック ←海外在住でも登録OK・WEBデザイナー・エンジニア系の案件多数
Craudiaクラウディア ←海外在住者向けの案件・事務系・作業系の案件多数
すべて登録無料。登録後は募集案件を詳しく見られます
■ 在宅オンラインアシスタントフジ子さん ←公式HPで無料登録から面接へ
■ 翻訳者ネットワーク「アメリア」 ←公式HP「資料のご請求」から無料で資料DL
一緒に「働く駐在妻」として充実した海外生活を楽しみましょう!
この記事がこれから海外へ行く妻の皆さんの参考になれば嬉しいです。