アメリカ駐在妻のLittlepondです。
2018年に現地企業駐在員である夫の転勤でマサチューセッツ州ボストン郊外に移住し、当時8歳の長女と帯同しています。
西海岸の日本人向けポータルサイト【ロサンゼルスタウン】【サンディエゴタウン】でコラム【駐在妻的米国生活】を連載している駐在妻ブロガーです。
このブログは私がアメリカ駐在妻になる前に知りたかったコンテンツを、駐在妻6年目になった立場で発信しています。
これから駐在妻になる人や、現役駐在妻のお役に立ちたいと始めました。
今回は「海外駐在妻が一時帰国するときに悩む日本の人間関係」について。
駐在妻生活も今年で7年目に突入しますが、一時帰国で日本で帰るたびに悩むのは
「誰に会うか」
「どうやって、いつ頃のタイミングで連絡するか」
「会いたくない人にも貴重な時間を使って会うべきか?」
と、毎回のように悩み続け、ある程度の割り切りもできるようになりました。
私のまわりでも、一時帰国で人間関係に悩んでいる駐在妻もたくさんいます。
そこで、同じように悩む駐在妻のヒントになればと思い、私の今までの「一時帰国での失敗談」をもとに、駐在妻が一時帰国で優先するべき人間関係と、めんどくさくならない方法をお伝えしていきます。
一時帰国中に会う人たちの【優先順位】がめんどくさい
限られた時間で「会う人」の優先順位をつけなければならない一時帰国。
会いたい人をすべて予定を調整し、連日のように会い続けると、貴重な時間なのにヘトヘトに疲弊するだけで終わってしまいます。
私は海外赴任に帯同して1年目の一時帰国では、毎日のように友人や知り合いと飲み歩き、二日酔いにも三日酔いにもなり、夫と親に呆れられてしまいました。
アメリカ駐在妻歴6年目となった今では、一時帰国では「今回その人に会うメリットがあるか?」を考えるようになりました。
本帰国後にも付き合いを続けたいか?を考えると、会いたい人は限定されてきます。
本当に会いたい人だけにしないと、毎日飲みにでかけたり、会う日にちや場所を調整したり、せっかくの休暇なのに「仕事並み」に心もカラダも疲れてしまいます。
そうならないよう、会う人には心の中で優先順位をしっかりつけるようにしています。
一時帰国中の【気遣い】がめんどくさい
一時帰国をします、と友人に伝えると
「○○ちゃんが帰ってくるなら、○さんと○さんたちにも声をかけて集まろう!」
と、自分の知らないところで飲み会や「お帰りなさい会」が開催される運びとなっていることもあります。
その人だけにピンポイントで会いたいのに、会いたくない人にも会わなければいけない。
しかも、関係ない人でも同じ場所で会うことになったら、赴任先からばらまき用のお土産も用意しなければならない。
うわー、その人たちの分、お土産を用意してきてないよ……となり、
MAXめんどくさい!!! な事態となります。
そのため、まず私はSNSには「一時帰国します」と投稿しないようにしています。
SNSに投稿してしまったら最後、たいして会いたくもないビミョー人から「せっかく帰国しているのだから会いませんか」という連絡が来てしまって大失敗したからです。
さらに「ボスママ」や「リーダー」的な人物に連絡をしてしまうと、一気に「○さん帰国情報」が出回ってしまい、お帰りなさいの会(と言っても本人たちが飲み会をしたいだけなことが多い)が開催されてしまいます。
せっかく帰っているのだからと集まってくれるのは、忙しい一時帰国中はありがたいよりも、ぶっちゃけ面倒だったりもします。
しかも、そんな中にたいして仲のよくない人も混ざっていて「海外暮らしを自慢された」と言うママ友がいたこともあります。
後からそんな噂も広まり、無駄にモヤっとさせられたこともあります。
一時帰国で連絡をする人は、噂を広めない、話を広げない人に限定するようにしています。
実家(義実家)へ帰省がめんどくさい
実家や義実家への帰省がめんどくさいこともあります。
長期で滞在しても、プライベートな空間が保たれるような広ーいお家なら問題はありませんが、わが家は実家も義実家もそうではありません。
実の親にも、義理の親にも気を遣い、気を遣われ、疲れてしまうのはもったいないです。
わが家は近くのビジネスホテルなどに滞在し、宿泊と朝ごはんだけは両親とは別にしたら、だいぶカラダの疲れがなくなりました。
親の世代には、普段一緒に暮らしていない子や孫が長期で滞在することで、自分たちの生活ペースを乱されてしまい、体調や精神のバランスを崩す人もいます。
私の両親・義両親にも「私たちがいることで疲れさせてしまったら申し訳ないから」と伝え、最近では日中だけ実家へ行き、両親の就寝時間より前にはホテルへ帰るようにしています。
料理が好きな実母ですが、朝昼晩と私たちの食事を作るのはさすがにしんどい年齢なので「そうしてくれた方が正直助かる」と最近では言うようになりました。
普段、アメリカに住んでいる長女(中学生)は、日本のビジネスホテルが「部屋がこんなに狭いのに、すべてのアメニティがめっちゃ使いやすい!」と、カプセルホテルに感動する外国人観光客のようなコメントをするようになりました。
日本の「ビジネスホテル文化」も楽しめています。
まとめ
私が6年目の駐在妻生活で「一時帰国でめんどくさい」と思わないために
・本帰国後にも付き合いたい人とだけ少人数で会う
・SNSやボス的存在の友人に「帰国する」と伝えない
・気を遣うだけの人には会わない
・実家や義実家がめんどくさいならホテルに泊まる
なにより
自分が会って楽しいと思える人だけに会う
これを心がけています。
一時帰国は貴重な時間なので、心もカラダも疲れてしまうのはもったいないです。
他人に気を遣うことはちょっとだけやめて、自分ファーストでいるとラクですよ。
この記事が、これから日本へ一時帰国する人のお役に立てれば嬉しいです。
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