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駐在妻が教える【海外引越しの船便に入れない方がよいもの】3選!

 

アメリカ駐在妻のLittlepondです。

 

2018年に現地企業駐在員である夫の転勤でマサチューセッツ州ボストン郊外に移住し、当時8歳の長女と帯同しています。

 

西海岸の日本人向けポータルサイト【ロサンゼルスタウン】【サンディエゴタウン】でコラム【駐在妻的米国生活】を連載している駐在妻ブロガーです。

 

当ブログは私がアメリカ駐在妻になる前に知りたかったコンテンツを、駐在妻6年目になった立場で発信しています。

 

駐在妻になる人や、現役駐在妻のお役に立ちたいと始めました。

 

今回は「海外引越しの船便に入れない方がよいもの」をテーマにお伝えします。

 

駐在妻歴6年目で、自分の海外引越しや他の駐在員の引越しを見て、日本人が失敗しがちなことや、海外引越し業者をカンタンに信用してはいけない現実もたくさん見てきました。

 

これから海外引越しをする方の参考になればと思い、真実をお伝えしていきます。

 

 

 

海外引越しの船便を信用してはいけないポイント

海外引越しで信用してはいけない荷物の扱い

日本でより雑に扱われる大前提なのが海外引越しの荷物

 

これから海外引越しをする方に、声を大にして言いたいのが

 

「海外では引越し荷物を日本の引越し業者のように丁寧には扱ってくれない」

 

ということです。

 

船便のコンテナ内はもちろん、海外に到着してから現地スタッフが荷物を運ぶ場合、日本では考えられないくらい雑に扱われるのが大前提です。

 

アメリカ人の引越しはトラックを借りて自分たちで行うのはなぜか?と友人に尋ねたところ「引越しのスタッフを信用していないから」という答えが返ってきました。

 

そのくらい、大事なものは他人に扱わせないのがアメリカ人なのです。

 

わが家も、アメリカに荷物が到着し、引越し業者のトラックとスタッフが家にやってきて荷物を降ろし始めたときに、作業の雑っぷりに圧倒されました。

 

ダンボールは投げる、フラジャイルステッカー(壊れものシール)が貼ってあっても平気でドスンっと床に置く、トラックから降ろし忘れるなど…

 

引越しスタッフには1人40ドル〜50ドルがチップの相場と言われましたが、ホントに払いたくなかったです。

 

そこで、今から海外引越しをする人には「絶対に船便に入れない方がよいもの」に加えて「現地の引越しスタッフに取り扱わせてはいけないもの」をお伝えしていきます。

 

船便に入れない方がよいもの:ブランド品

海外引越しの船便に入れてはいけないアイテム

ブランド品は海外引越しの船便には入れない方がよい

 

ブランド品は船便のダンボールには絶対にいれないようにしましょう。

 

3ヶ月も風通しの悪い場所に置かれたコンテナのなかに入れっぱなし、という時点で大切なブランド品を入れるのは躊躇う人も多いはず。

 

しかしそれ以前に、抜かれる、盗まれる心配もあるからです。

 

わが家は発送から3ヶ月後に、船便で届いたダンボールは明らかに開封された形跡がありました。

 

知り合いの駐在員は日本からアメリカ・フロリダ州へ引越しましたが、船便のダンボールからエルメスのスカーフだけが3枚抜き取られていました。

 

モンクレールのダウンジャケットだけが届かなかった(ダンボールに入れたはずなのにその1着だけなかった)という駐在員もいます。

 

荷物の紛失は保険でカバーされる場合もありますが「どこで抜かれた(盗まれた)か証明しにくい」のが面倒なところでもあります。

 

しかも、保険金の申請のための書類が英語でわかりにくかったりと、結局は泣き寝入りをしている駐在ファミリーも多いのが現実。

 

大事なブランド品は「手荷物で」持ってくるのをおすすめします。

 

船便に入れない方がよいもの:バッグ類

海外引越しでダンボールに入れない方がよいバッグ

バッグを船便のダンボールに入れると?

 

わが家に届いた船便で、私のバッグ類が入ったダンボールは、どうやったら搬送中にこんなにつぶれるんだろう?と思うくらい、ボコボコにひん曲がっていました。

 

中のバッグは、ハンドルが曲がった状態で3ヶ月を過ごしたようで、曲がった部分のレザーにがっつり跡がついてしまい、私が10年以上愛用していたクロエのカゴバッグは、ほぼ使い物にならなくなってしまいました。

 

また、ブランドものと同じように、高級なバッグは現地で引越しスタッフに箱を開けられたときに盗まれてしまうこともあります。

 

バッグ類も、大事なものは「手荷物で」持ってくるのをおすすめします。

 

 

船便に入れない方がよいもの:大事な食器・ブランドもの食器

海外引越しで船便に入れてはいけない食器

食器は割れるのを覚悟で海外引越しの船便へ

 

いちばん船便に入れてはいけないものは「大事な食器類」です。

 

わが家は友人の結婚式の引き出物でいただいたロイヤルコペンハーゲンのセット皿が、一枚もまともに残らず、こなっごなに割れていました。

 

船便のコンテナ内で割れたのか、現地での引越しスタッフがキッチンカウンターの上にガンッとダンボールを置いたときに割れたのかはわかりません。

 

一枚ずつ紙で丁寧に包んだはずなのに、梱包紙を開けるたびに「これも割れてる……」と大ショックでした。

 

駐在員で、食器類が船便でまともに届いたという人を私は知りません。

 

日本で持っていても使わないし、せっかく会社が負担してくれるのだから船便に入れてしまおうかと思っている人は、高級な食器だけは絶対にやめておいた方がよいです。

 

船便に入れるのは、割れても悔いはないと思える食器類だけにしましょう。

 

食器は現地調達できますし、テーブルウェアも海外の現地製品が家の雰囲気に合うこともあります。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

この記事が、これから海外引越しで船便を考えている方の参考になれば嬉しいです。

 

くれぐれも、大事なアイテムは船便に入れないようにお気をつけください。

 

 

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