アメリカ駐妻のLittlepondです。
2018年より夫の転勤帯同でマサチューセッツ州に住んでおります。
このブログでは、これからパートナーの赴任や駐在、留学などでアメリカ渡航を予定している方に、準備や語学などの情報をお伝えしております。
今回はアメリカでの運転免許についてです。
今回の記事では「アメリカの運転免許のロードテスト(路上試験)」のポイント解説動画3本をまとめました。
私がマサチューセッツ州で免許を取ったときは学科試験はテキスト(英語)がありましたが、路上試験で何をやるのか誰も教えてくれなかったので、ぶっつけ本番でロードテストに臨みました。
幸い合格はしましたが、冷や汗でシートと履いていたデニムがびっしょりになりました。
そんな経験をもとに、これからアメリカで免許を取る皆さんに、路上試験で必ずやらされるであろう運転を解説した動画をご紹介します。
これを読めば、アメリカで路上テストを受けるときに最低限やっておくべきことがわかります。
アメリカは国際免許を持ってきても、1ヶ月以内にアメリカの免許を取れという州もあります。免許を取るなら、左ハンドルのクルマで絶対に練習しておきましょう!
ハンドシグナル(Hand Signals)
路上テストのスタートはまず「ハンドシグナル」をやれと言われます。
これは、クルマのウィンカーが故障したりして動かなくなった場合、右折、左折、停止を手の動きだけで後続車に知らせるために「手(腕)で行うサイン」です。
左腕(左ハンドルの場合)をクルマの窓から出して、
右折:腕を90度上に折り曲げて、指先も上(This is Turn Rightと言いながら)
左折:腕をまっすぐ伸ばす(This is Turn Leftと言いながら)
停止:腕を90度下に折り曲げて、指先も下(This is Stopと言いながら)
これを知らないと、私のように「はっ?ハンドシグナル〜??」といきなりテンパることになりますので、こちらの動画を観ておくことをオススメします。
スリーポイントターン(3-Point Turn)
スリーポイントターンも、アメリカではどの州のテストでも必ずやれと言われます。
Uターンができない、片側一車線ずつの道路での方向転換のことで
・右側の路肩に寄せる
・Uターンをするように、ハンドルを左に切って対向車線に突っ込む
・一度バックしてハンドルを右に切り、進入角度を調整してから反対車線へ
これを、前後左右の安全を確認してからやります。
日本人は教習所ではやらなかったと思いますし、ぜんぜんピンとこないので、これも動画を観て左ハンドル車で練習しておくのをオススメします。
縦列駐車(Parallel Parking)
これは、日本の教習所でもおなじみの「縦列駐車(パラレルパーキング)」です。
左ハンドルでやると感覚がだいぶ違うので、これも絶対に練習しておきましょう。実際にはクルマ一台分しか入らない(前後にクルマがある)スペースにきっちり入れろと言われました。
私がやった縦列駐車に近い動画がこちらです。
不合格にならないポイント
だいたいアメリカのロードテストは住宅街で行われるので、基本的にアメリカの道路標識に従って運転ができればOKです。
まず、発進する前に
・シートポジションを合わせる
・シートベルトを締める
・ミラーを合わせる
これを落ち着いて、自分のペースで忘れずに行います。
そして、走行中は
・ウィンカーを忘れずに出す
・ストップサインではわかりやすく停止する(マサチューセッツは3秒停止)
・バックギアでは右肩ごしに後ろを直接目視
・失敗したらやり直して続ける、試験官の言うことを聞く
これがしっかりできていれば、よほど危険な運転をしない限り合格できます。
ただ、日本人がやりがちなのが
・確認や目視をやりすぎて「動きがスローすぎ」と言われて不合格
・試験官の英語がわからなくて何度も聞き返し、初心者扱いで不合格
・緊張しすぎて挙動不審になり不合格
運転技術うんぬんよりも、真面目すぎたり緊張しすぎて不合格になっている日本人も意外といます。
気楽に、ちゃっちゃと行動できれば大丈夫です。
試験時間は20分くらいで終わります。あまり緊張しすぎるとかえって落とされるので、一度は現地で練習し、リラックスしてテストを受けましょう。
ご健闘を祈ります!
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