アメリカ駐在妻のLittlepondです。
2018年よりマサチューセッツ州に住んでおります。夫の転勤で移住し、渡航当時小3だった娘を帯同しました。
今回の記事は、日本から持ってきてよかったもの「100均アイテム」編です。
日本の100円ショップには、海外赴任に持って行くのに値段も品質もサイコーな商品が揃っています。マサチューセッツには大型日系スーパーやDAISOは無いので、痒いところに手が届く日本グッズが買えるお店がなかなかありません。
日本(日系)スーパーがあるアメリカの地域では日本のグッズも手に入りますが、だいたい日本の2〜3倍の値段はします。
「これ、日本だったら100均で買えるのに!」とアメリカで後悔する前に、持っていくべきアイテムをご紹介していきます。
わが家が実際に持ってきたアイテムがなぜアメリカで役に立ったのか、渡航前の100円ショップでは何を買うべきかをお分かりいただけるはずです。
食器類
そば用ザル、そばちょこ
蕎麦ざるは、プラスチックで軽いのが100均に売っています。
ボストン近郊で買おうとすると探すのが大変ですし、見つけてもかなりお高いので、持ってきて正解でした。そばちょこもこちらで探すと高くて良いものが見つからないので、こちらで十分でした。100円には全然見えません。
洗いやすく、お蕎麦を食べるときにも日本を感じられるので、アメリカではだいぶ重宝しています。
日本人が遊びに来たときにこれでお蕎麦を出したらすごく喜んでくれて「どこで買ったの?」と聞かれて日本の100均だと答えたところ、次に一時帰国したら絶対これ買ってこよう!と言っていました。
湯のみ&日本酒用のおちょこ
これも日系スーパーが少ないボストンへ持って来て正解でした。100円には見えません。
日本酒はアメリカでもたくさん売っています。ホームパーティーで日本酒をふるまうときに、アメリカ人に「自分の好きなおちょこを選んで」と差し出すと、全員が「Wow!」「Beautiful!」と言ってものすごく喜んでくれます。
熱燗で楽しみたいなら徳利もセットで買って来ると良いと思います。
湯のみもアメリカで買うと高いですし、センスのいい日本雑貨を売るお店があれば良いのですが、大きな日系スーパーのないボストン近郊では日本の100均の方が良いもの買えたな〜と思っています。
ポチ袋&封筒(お札が入るサイズ)
これは「日本人同士」で使うアイテムです。
日本人コミュニティや子供の日本語補習校などでは現金や小切手(チェック)をやりとりすることがあるのですが、そのまま渡すのは日本人的には失礼に感じますし、名前も書けるので重宝します。
渡すと「あー、これってすごく日本だね〜」と喜んでもらえます。
ちなみに、引越しの際にアメリカ人スタッフにチップを渡すのにポチ袋に入れて渡したら、喜んでいいのかビミョーなリアクションだったので、日本人限定で使うようになりました。
ラッピンググッズ(透明な袋)
こちらは子供のバレンタインやハロウィンなどのイベントやベークセールで大活躍します。
アメリカの場合はプレゼントやギフトは「中身が見えない」のが大前提なので「もらった瞬間に何が入っているかがわかる」ラッピンググッズがありません。
アメリカの小学校では、担任の方針にもよりますがバレンタインデーは基本的に「クラスメート全員」「担任」「サポーター」「ELLの先生」など、30人近くにギフトを用意するので、かなりの数をラッピングしなければなりません。
100均の50枚入りの透明な袋はとても役に立ちました。
中身が見える状態で渡されることに慣れていない子供はもちろんですが、娘のクラスは担任の先生が一番喜んでいたそうです!「So Cute!」「Nice!」を連発していたとか(笑)。
娘は「私のギフトが一番注目を集めていた」とドヤ顔で帰って来ました。
扇子
これはアメリカ人へのちょっとしたお土産やギフトとして喜ばれます。
コッテコテの和柄の方がよりリアクション大きめで喜んでくれます。ご近所さんや、夫の会社の同僚、お友達になった人に気軽に渡しています。
折りたためるポータブルな扇子はアメリカ人にとっても便利なのだとか。
「えっ!!こんなに素敵なのもらっていいの?」と驚かれますが「日本では1ドルくらいのお値段だから」と言うと、さらに「これが1ドルで買えるのか!」と驚かれます。
洗濯ネット
日本の100均アイテムで、アメリカ在住の日本人愛用品の定番は洗濯ネットです。
アメリカの洗濯機、乾燥機は強力で衣類も痛むので、デリケートなものはやっぱり洗濯ネットに入れて洗う方が長く着られます。
アメリカ人の友人が自宅に遊びに来たときに、この洗濯ネットを見て「なにこれ?」と言うので、説明してあげたところ「私も欲しい!」となり……
開封していない100均の洗濯ネットをいくつかあげたらものすごく喜んでいました。アメリカって洗濯物をネットに入れて洗う発想がないんだな〜と思った出来事です。
ラップ類
アメリカのキッチン用品でイライラするものナンバー1は「ラップ類」です。
切りにくい、くっつかない、これ本当にラップとして機能するのか?みたいなものばかりです。
なので、現地の日本人にギフトとしてあげるなら日本のラップが最適です。日系スーパーでも日本製ラップは買えますが、割高なので普段はアメリカのラップをイライラしながら使っている日本人も多いのです。
しかし、日本から来た人にラップをいただくと「日本の使いやすい〜!」と感動します。
100均にあれば、小さめのものを日本人用ギフトとして買っておくのをオススメします。
以上、アメリカ赴任へ持っていく100均アイテム、いかがでしたでしょうか?
渡航の準備で100円ショップへ行くときの参考にしていただければ嬉しいです。