アメリカ駐在妻のLittlepondです。
2018年より夫の転勤帯同でマサチューセッツ州ボストン郊外に住んでいます。
これから海外へ帯同する皆さまへ、駐在妻の立場から情報を発信しているこのブログですが、今回は「アメリカの現地スーパーに意外と売っている日本食材」をご紹介します。
アメリカへ妻・母としてやってくると、一番行くことになるのがスーパーマーケット。
私の住むボストン近郊には日系スーパーが3店舗、アジア系スーパーが数店舗あるだけで、西海岸やNYCのように日本の食料品店がそれほど多くはありません。
「私の行く地域は日本のスーパーが無さそう」と不安に思っている皆さん。
大丈夫です。
アメリカのスーパーでも、アジア人が住んでいる地域では「わりと普通に」日本の食材は売っています。
「日本から大量に調味料は持って行くべき?」
「和食が恋しくなったらどうすればいいの?」
アメリカへ渡航前にそうお悩みの皆さまが、日本から持って行く食材や調味料の参考にしていただけるはずです。
- 醤油(Soy Sauce)
- みりん(MIRIN)
- すし酢(Rice Vinegar)
- 海苔(SUSHI NORI)
- わさび(WASABI)
- インスタントラーメン
- 蕎麦(SOBA NOODLES)
- 豆腐(TOFU)
- 冷凍枝豆(EDAMAME)
- SUSHI
- まとめ
醤油(Soy Sauce)
アメリカのスーパーでどこでも売っている日本食材(調味料)のNO.1は醤油でしょう。
普通の醤油はもちろん、減塩タイプ、たまり醤油、テリヤキソースなど、醤油ベースの調味料も、わりと売っています。
さすがに「だし醤油」「さしみ醤油」「めんつゆ」レベルだと、アジア系でしか売っていないこともありますのでお気をつけください。
みりん(MIRIN)
あくまでも「みりん」ではなく「みりん風」の調味料ですが、よくおいてあります。
和食ブームのアメリカでも日本人以外がどうやって使うのか?と思いますが、わりと大きなボトルでも売っているので、照り焼きなどに使われているのかもしれません。
また、リカーショップ(酒屋)によっては日本酒コーナーに「本みりん」が置いてあることもありますので、酒屋さんでチェックしてみても良いでしょう。
すし酢(Rice Vinegar)
アメリカでSUSHIは一般的で、アメリカの田舎のスーパーにも売っているくらいなので、材料になる商品もどこでも置いてあります。
日本から「すし◯郎」とか粉末タイプの「酢飯のもと」を持って行こうかと思いましたが、やっぱりすし酢で作った酢飯の方が美味しいので、すっかりこちらで「マルカン」のすし酢を使うようになりました。
日本の「米酢」もちゃんと売っています。酢の物も作れますよ。
海苔(SUSHI NORI)
アジア人が住んでいる地域であれば、海苔もだいたいスーパーで売っています。
国産(日本からの輸入品)だと高いのですが、このようなアメリカ生産の海苔なら、わりと日本と同じようなお値段でも買えます。
子供の友達を呼んでの手巻き寿司パーティーにはもってこいなので、駐在妻的常備アイテムの一つです。
わさび(WASABI)
「わさび味」も静かなブームであるアメリカなので、SUSHIの必需品WASABIも置いてあることが多いです。
しかもけっこう本格的な生ワサビだったり、ねりワサビもオーガニックの商品やグルテンフリーのものも置いてあったりして、ラインナップも豊富。
そんなにアメリカ人ってワサビ食べるのか? と不思議に思うくらいです。
インスタントラーメン
意外なほど売っている日本食品の一つがインスタントラーメンです。
5個パッケージはもちろん、画像のように1袋ずつ売っているスーパーも多いです。
ラ王、マルちゃん、サッポロ一番、出前一丁などは、マサチューセッツ州のド田舎でも売られています。圧倒的にアメリカ人に人気なのは「とんこつ味」です。
子どもたちも日本のインスタントラーメン好きが多く、白人ファミリーもごっそり買って行くので、ジャパニーズラーメンの人気っぷりがわかります。
ただし、一袋2ドルくらいはしますので、日本に比べたらちょっとお高めです。
蕎麦(SOBA NOODLES)
蕎麦も意外なほど種類が豊富で、十割蕎麦は「グルテンフリー」だからアメリカ人にも人気なのだそう。
茶そばも人気なので、普通の蕎麦と同じくらい商品がたくさんあります。国産品(日本からの輸入品)はいいお値段ですが、アメリカ生産のお蕎麦はそんなに高くはありません。
食べてみると「あれ?フツーに日本の蕎麦じゃん!」と驚かされる商品の一つです。
十割蕎麦はとくにグルテンフリーな食生活をする人や、ヴィーガン、ベジタリアンのアメリカ人に、めんつゆとセットでプレゼントすると喜ばれます。
豆腐(TOFU)
豆腐(TOFU)も、アジア系スーパーでなくても置いているところが増えています。
ハウス食品が出しているTofuシリーズは、硬さが5種類くらいありますが「Soft」でも日本の硬いもめん豆腐くらいです。
日本人的には「水分、絞りすぎでしょー!」と思うようなTOFUばかりですが、間違えて硬すぎるTOFUを買ってしまったら、ハンバーグなどの具材に使うのもアリです。
いくつか食べ比べてみて、ご家庭の好みにあうTOFUを探すのが良いと思います。
冷凍枝豆(EDAMAME)
冷凍枝豆も、もはやアメリカでは定番の冷凍食品のようです。
日本とまったく同じように、冷凍食品のコーナーで普通に売っています。
基本的にはレンチンでOKの商品ですが、レンジよりも日本人的には、お塩たっぷりのお湯でさっと湯がいてからの方が美味しくいただけます。
SUSHI
もはやアメリカでも定番のSUSHIは、スーパーのお惣菜コーナーで普通に買えます。
「え!このスーパーで?」「こんなに田舎でも?」と思うような店でも、SUSHIコーナーがちゃんとあり、アジア人がいないような地域でもSUSHIがガンガン売れています。
WegmansやWhole Foodsなどでは、SUSHI職人がちゃんとその場で握っているところも多く、最近ではロール(巻物)だけでなくNIGIRI(にぎり)も置いてある店も増えました。
日本ではこれ絶対に頼まないなー、と思うような巻物や、日本人にあまり馴染みのないスパイシーマヨ(辛いマヨネーズソースがかかったSUSHI)も意外と美味しい店もあるので、チャレンジしてみてはいかがでしょう。
まとめ
アメリカのスーパーでもわりと普通に買える日本食材をご紹介しました。
渡航直後はスーパーに通って、どこの店でどんな商品が売られているかをチェックするのは大変ですが、駐在妻にとってはワクワクする時間でもあります。
ぜひ、アメリカの巨大なスーパーマーケットで、日本の食材や調味料探しを楽しんでみてください。
この記事が、これからアメリカへ行かれる皆さまのお役に立てば嬉しいです。