アメリカ駐妻歴3年目のMs.Littlepondです。
2018年、夫の転勤帯同でマサチューセッツ州に引っ越し、現在は小学5年生の娘とボストン郊外に住んでいます。
これを読んでいる皆さんは、ご本人もしくはパートナーの海外転勤が決まり、
「車をどうしようか?」と考えていらっしゃると思います。
私はクルマ好きな人間で、日本ではずっとMINIを乗り継いでいました。夫の海外転勤が決まり、最後に乗っていた愛車も泣く泣く手放しましたが、無理して日本で維持せず、なるべく高値で売れる方法で売却できたので良かったと思っています。
そこで今回は、海外駐在前にクルマを手放すメリットと、高値で売却する方法をお伝えします。
引っ越し前で時間があるうちに、じっくり資金作りをしておきませんか?
維持するか売却するかの見極めポイントは?
「たぶん数年で帰国するから、今乗っているクルマは維持しても良いのでは?」
最初はそう思い、選択肢として「帰国まで保管」「一時登録抹消」「売却」の3つを検討してみましたが、それぞれメリット・デメリットもあると気づきます。
帰国まで保管のメリット・デメリット
- 帰国後もまた同じクルマに乗り続けられる
- 乗っていなくても毎年の自動車税がかってしまう
- 誰かに定期的にエンジンをかけたり運転してもらわないとクルマが傷んでしまう
- 駐車場代が必要
- 駐在期間が伸びたら面倒くさい
→ 1年以内の短期駐在でないと、この選択肢は厳しいと思いました
登録抹消のメリット・デメリット
→ 自動車保険は等級維持で解約できましたが、実家で管理してもらうのを両親に嫌がられたので、これもメリットを感じませんでした
売却のメリット・デメリット
→結局「お金が入る」という現実的なメリットであっさり手放すことを決めました。
売却方法その① 一括査定を試してみた
まず、私が試したのは「愛車の一括査定」と言われるネット査定サービスです。
クルマの情報(車名、グレード名、年式、走行距離、ボディカラーなど)と連絡先をネット上で入力すれば、大手の買取り業者が一括で査定をしてくれます。
「うわー、これで一回で済むなんて便利〜♪」
と思い、何も考えずに入力したら、次の日から私の生活は一変したのでした……
朝8時台から着信とメールの嵐。
すべて一括査定の契約している買取業者からです。電話を切ったと思ったら、また数分後には別の会社からかかってきて、最終的には十数社からかかってきました。業者名と担当者名をメモるだけでも大変です。
「こっちはヒマじゃないんじゃボケ〜っ!!」と最後には叫びたくなりましたが、まず概算で高値を出した3社に絞り込み、実際に自宅までクルマを査定しに来てもらい、最高値を付けた1社に売却することができました。
私のMINI(2013年式COOPERを2018年に5年落ちで売却)のデータは……
A社:105万
B社:110万
C社:136万円
もちろんC社に売却で決定です♡
同じクルマなのにこんなに査定額に開きがあるのかいっ!とツッコミを入れたくなるくらい。
ディーラーで下取ってもらっていたのはめっちゃ損だったかもしれないと、今までの愚行を後悔するほどです。
業社からの怒涛の電話攻撃には辟易しましたが、時間をかけてじっくり買取業社を選んで良かったと思います。
“一括査定”というキーワードは気軽な感じですが、申し込んだら最後、時間と労力をかなりもっていかれます。それでも納得の金額で手放せて、アメリカでクルマを買う資金にもできました。
気になる方は私が試した一括査定.com をご参考になさってください。
売却方法その② 最近は「中古車一括オークション」がいいらしい
最近、近所にきた駐在員パパさんに「日本で車、どうしました?」と何気なく聞いたところ、彼は渡航前に「中古車一括オークション」というシステムでクルマを売却してきたそうです。
ちなみに車種はト◯タのアル◯ァード。人気車種ゆえにバカっ高く売れたそうで、思いがけない収入に小躍りした、と嬉しそうに話してくれました。
クルマの情報をネットで入力するまでは一括査定と同じですが、その後の連絡は一回のみ。何千社という中古車買取業社がネット上でオークションを行い、最高値を付けたところと自動的に取り次いでくれるとのこと。
「本当に一回しか電話かかってこない?」と聞いたら「一括査定みたいにガンガンかかってくることがなく、本当に最低限の手続きの連絡しかこない」だそうです。
それ、日本を出国する前に知りたかったです。怒涛の電話攻撃はなく、クルマを最高値で売却できるなんて。
ちなみに、その駐在員パパさんが売却したのは【中古車買取オークションのSellCa】だそうです。
海外へ赴任前にまだ時間がある人はお見逃しなく。もちろん査定は無料です。