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【アメリカ現地校】日本と違う小学校行事まとめ【ハロウィン・バレンタイン・運動会】

アメリカ現地校の学校行事

アメリカ現地校の学校行事、日本とはどう違う?


 

アメリカ駐在妻歴3年のMs.Littlepondです。

 

2018年に夫の転勤帯同で、当時8歳(小3)の娘を連れてマサチューセッツ州へ移住しました。

 

このブログでは、これからパートナーの海外赴任に帯同する方へ情報を発信していますが、今回はアメリカ現地校の学校行事について」です。

 

わが家の長女は今年6月にアメリカ現地小学校を卒業しましたが、3年生で編入した最初の1年間は、日本と違う学校行事にだいぶ戸惑いました。

 

この記事では、娘の学校で行なっていた「アメリカ現地校にはよくあるイベント」を紹介していきます。この他にもアメリカでは州や学校区によって学校行事にはだいぶ特色がありますので、渡航前の参考にご覧ください。

 

 

ハロウィン

ハロウィンの登校風景

ハロウィン当日(もしくは学校が決めた日)に仮装をして登校

 

ハロウィンは日本と違って「子供たちが学校に仮装をしていく」ことが多いです。

 

担任からハロウィン当日、土日であれば学校指定の平日の「ハロウィンデー」に、子供たちが仮装をしてきてもOKです、とメールやレターが来ます。

 

あくまでもやりたい子だけが仮装をしますが、キンダーや低学年の子供たちはほとんどコスチュームで登校します。

 

基本的には子供が着たい格好をさせてあげれば十分ですし、アメリカではスーパーマーケットやドラッグストアでもハロウィン前にはたくさん仮装グッズが売られています。

 

もし、日本で子供がお気に入りのコスチュームがあれば、持参しても良いでしょう。

 

アメリカ製のは日本のグッズに比べて非常に安っぽくてショボいので、日本製の衣装を着ていると、大人も子供も「それいいね〜!」と話しかけられます。

 

 

ハロウィン当日の夜

Trick or Treatはハロウィン当日の夕方からお友達で集まって出かけます

トリックオアトリートはハロウィン当日、学校が終わってから夕方にかけて、近所のジャックオーランタンを出している家をまわります。

 

9月に編入する子供たちは、10月になるとちらほらお友達ができ始めます。「一緒にトリックオアトリートに行かない?」と声をかけてくれる子もいますので、ハロウィンは現地でのお友達作りのチャンスでもあります。

 

もちろん、小学生は親も一緒についていかなければいけませんので、保護者同士もコミュニケーションをとるいい機会になるはずです。

 

そして、子供たちは「何年かかったら食べきれるんだ?」という量のキャンディーやチョコレートをもらってくるので、その後で学校や商店街などで開催される「お菓子の寄付(ドネーション)」に出してしまっても良いでしょう。

 

わが家は行きつけの歯医者さんがハロウィン後にスイーツドネーションを行うので、検診のときにあまり好きではないキャンディーなどは寄付しています。

 

 

バレンタインデー

バレンタインデー

クラスメート全員の名前が書かれた紙が担任から配られる

バレンタインデーも、日本のように「好きな男の子」や「友チョコ」を配るのではなく、基本的には「クラスメートみんなで交換しあうイベント」です。

 

もちろん、仲の良いお友達にもギフトをあげますが、バレンタイン前にはクラス担任から「バレンタインデークラスリスト」というクラスメートの名前が一覧になったリストが配布されます。

 

担任の方針にもよりますので、やらない先生もいるようですが、ほとんどの学校がこれはクラスイベントの一つとして行なっているようです。

 

クラス全員分、担任の先生分、ESLの先生分、サポートスタッフ分を用意しますが、事務スタッフや校長先生にも渡す生徒もいます。

 

すべてのギフトに「To:〇〇」「From:▲▲」と、相手の名前と自分の名前をカードに書いて添えるのが一般的です。

 

バレンタインのギフト

ギフトはクラス全員分、担任の先生、学習サポーター、ESLの先生などへ用意

 

ちなみにわが家は、日本のキットカット(抹茶味や地方限定のフルーツ味など)を一時帰国時にたくさん購入し、バレンタインデーに配っています。子供はもちろんですが、見たことがないフレーバーのキットカットに、担任の先生が毎年大喜びしてくれます

 

 

スピリットデー

小学校指定のTシャツ

体育着はないが、学校のオリジナルTシャツがある小学校は多い

 

アメリカの小学校には基本的に「体操着」「体育着」がありません。

 

しかし、学校のテーマカラーやロゴが入ったオリジナルTシャツを年に1、2回販売します。これは体育(PE)の時間に着るものではなく、遠足などの行事や「スピリットデー」という「学校の信念を再確認する日」に着ることがあります。

 

メールやレター、掲示板などで「◯日はスピリットデーなので、学校Tシャツか、学校カラー(アメリカの学校は各校にテーマカラーがあります)の服を着て登校しましょう!と案内があるので、基本的には学校Tシャツを着ていきます。(娘の学校カラーは黄色と青でした)

 

学校Tシャツの販売を案内されても「数年で帰国するから要らない」と断ってしまう駐在員家庭もいるのですが、子供にとっては他のみんなが着ているのに、自分だけ無いのはさびしいものです。

 

小学生の場合は在学中にサイズアウトしてしまう子がほとんどなので、ワンサイズ、もしくは2サイズくらい大きめを買っておきましょう。

 

フィールドデー(運動会)

アメリカ小学校のフィールドデーで綱引きをする子供たち

アメリカの小学校にも運動会みたいな「フィールドデー」があります

 

アメリカの小学校にも「フィールドデー」という運動会的なイベントがあります。

 

他の呼び方をする州や学校区もあるかもしれませんが、フィールドデーと言えば、だいたいのアメリカ人には通じます。学校のPE(体育授業)の延長のようなイベントで、学年ごとに2時間くらいかけて、ボールを使ったゲームや、綱引き、徒競走などを行います。

 

 

 

フィールドデー

赤・青・黄色など、クラスで指定された色のTシャツを着ていく

日本のように「紅白組に分かれた対抗戦」のようなスタイルではなく、あくまでもクラスで楽しくゲームや競技をするイベントですが、娘の学校は「綱引き」だけはクラス対抗で、見学に来た親の方が「GO!GOOOO〜!」と、白熱した応援で声を枯らしていました。

 

日本のように、観客席がちゃんと設けられるようなことはありませんが、親の見学も基本的にはOKなので、とくに低学年の子供の親はたくさん観にきます。

 

アメリカの小学校は、日本のように定期的な授業参観がないところも多いので、学校行事を見られるチャンスがあれば、編入直後はなるべく見に行くのがよいと思います。

 

 

パジャマデー

パジャマの女の子たち

パジャマを着て登校する日が「パジャマデー」

日本人家庭がいちばん「?」とテンパってしまうイベント、それが「パジャマデー」でしょう。

 

学校にパジャマを着て行く日です、と言われても「本当にみんなパジャマ着てくるの?」と絶対疑問に思うはずです。

 

しかし、生徒はみんなパジャマを着て登校します。

 

パジャマの女の子

お気に入りのぬいぐるみを学校に持ってくる子供もいます

 

「イエーイ! 明日はパジャマデーだ! 起きたら着替えなくていいんだよ」

 

と前日に喜んでいる男の子たちもいました。起きて「そのまんま」の格好で来るようです。

 

娘はさすがに女子なので、パジャマデーの朝はちゃんと着替えて「一番イケてるパジャマ」を着て登校しています。

 

パジャマデーは「学校の授業をリラックスした格好で受ける日」や「みんなで楽しむ日」という意味があるので、お気に入りのぬいぐるみを持ってくる子供や、寝るときにいつも読んでいる本など、自分の好きなアイテムも持ってきても良いと言われます。

 

パジャマデーは、教室の照明を落としたり、担任が読み聞かせをしたり、教室のクッションで本当に眠ってしまう子供がいたりするそうです。

 

子供たちにとっては最高にリラックスできてて、一日中学校で遊んでいるような楽しい日のようです。

 

 

カルチャーフェスティバル

カルチャーフェスティバル

カルチャーフェスティバルは、各国の文化を子供と保護者が紹介するイベント

ダイバーシティーイベントとして開催する学校が増えてきているのが「カルチャーデー」や「カルチャーフェスティバル」で、文化祭のような位置付けです。

 

各国の出身者が保護者と子供で協力して国のブースを作り、文化や食べ物などを紹介するイベントです。日本人が多い学校だと手伝って欲しいと依頼されることもあるでしょう。

 

娘の学校は、中国、フランス、インド、メキシコなどの国の保護者がPTAと協力して、2年に一度ほど開催しています。

 

日本人ブースは、文化は「折り紙」、フードは「BENTO」を紹介しました。

日本のお弁当

娘の小学校の日本ブースでは「BENTO」を展示しました

 

このように日本のお弁当のサンプルを展示し、唐揚げ、卵焼き、おにぎりを日本人の保護者が分担で作り、一人一つずつカップに入れて、爪楊枝を添えて配りました。

 

唐揚げは子供たちに大人気で、出すたびに15分くらいで完売(無料ですが)してしまいます。保護者のなかには「ジャパニーズフライドチキンが美味しいので、ママ作ってと子供に言われた。レシピを教えてもらえないか?」と聞いて来る人もいます。

 

アメリカで日本食というと「SUSHI」や「RAMEN」が人気ですが、私たちが普段食べているものを紹介し、それをものすごく喜んでもらえるので、保護者としてもやりがいのあるイベントです。

 

他の学校区のカルチャーデーでは、日本の焼きそばを作っていた日本人保護者チームもありました。


 

バザー・セール

ユーズドグッズセールの看板

学校で不用品を集めてセールをする「ユーズドグッズセール」なども

 「セール」「バザー 」がとにかく多いのがアメリカの公立小学校です。

 

これはPTAの資金集めのために行われます。よくあるのが「ユーズドグッズセール」で、子供服や自転車、おもちゃなどの子供アイテムや、食器、家電、生活用品など、学校をあげてのフリーマーケットのようなイベントです。

 

事前に持ち込みたい商品があれば、学校へ持って行って登録し、売り上げはすべて学校のPTAに寄付します。

 

 

ベイクセール

ベイクセールは日本人が「抹茶味」のスコーンやクッキーを出すことが多い

 

また「ベイクセール」といって、焼き菓子を売るセールもアメリカの公立校ではよく開催されます。

 

これも日本人が多い学校だと一つブースを任されることになり、抹茶味などの「日本風」の焼き菓子を分担して作って、ラッピングをして売ります。

 

お菓子作りが得意な人は、ぜひ参加してみてください。日本人はもちろんですが、現地の保護者や子供たちともコミュニケーションできるいい機会になります。

 

卒業式

アメリカ小学校の卒業

2021年の卒業セレモニーは野外でした。卒業証書を担任から受け取ります

 アメリカの小学校にも「卒業式」はあります。

 

セレモニーの呼び方は「Graduation Ceremony」だけでなく「Recognition Ceremony」や「Moving on Ceremony」など、学校独自の名前をつけていることも多く、「卒業」とはまったく書いていないのに、いわゆる卒業式だったりもします。

 

日本のようにがっつり「式」という感じではありませんが、体育館や校庭で「校長先生のお話」があり「一人ずつ担任から卒業証書をもらう」という流れで行われました。最後にはクラスメート全員で記念撮影をし、担任からイヤーブック(卒業アルバム)をもらいます。

 

親も招待されますので、敷物やアウトドア用のチェアーを持参して見学します。

 

服装は、パパたちは襟付きのシャツやポロシャツにチノパン、ママたちはコットンのワンピースなど「アメリカ人がちょっとおしゃれなレストランに行くときの格好」で参加している人が多かったです。

 

日本のようにスーツや着物はもちろんいませんし、ジャケットを着ている人もほとんどいません。担任の先生もノースリーブのワンピースでしたが、子供たちから「今日、先生おしゃれだねー!」と口々に言われていたので、先生的にはそうとう気合いが入っていたのでしょう。

 

アメリカ現地校で「卒業式って親は何を着たらいいの?」と心配でしたら、6月の気候で着られる、ゴージャスな素材ではないワンピースでOKだと思います(日本の結婚式やパーティーで着るようなシルクやサテン素材はやりすぎな感じです)。

 

ちなみに、アメリカの小学校の卒業は4年生、5年生、6年生の場合があり、学校区によって違います。お子さんの編入する小学校の卒業が何年生なのかは、それぞれ確認が必要です。

 

 

 

以上、アメリカの小学校の行事をカンタンにまとめてみました。

 

これからアメリカ現地校へお子さんを編入させる皆さまの参考になれば嬉しいです。