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海外赴任!小学校高学年(4・5年生)の英語準備に必要なこと【北米駐在妻が解説・子供の英語準備】

小学高学年の英語準備

小学校高学年でアメリカ現地校へ編入させるならどんな準備が必要?

アメリカ駐妻歴3年目のMs.Littlepondと申します。

 

2018年に夫の転勤帯同でマサチューセッツ州に移住しました。

 

これを読んでくださっている皆さんは、これからパートナーの海外駐在・転勤・赴任などに帯同予定で、お子さんの英語をどうしようか?と考えていらっしゃると思います。

 

私は3年前に小3だった長女を連れてアメリカへ渡航し、娘を現地校へ放り込みました。

 

アメリカに来て2年半が経った今では、娘も私も英語をなんとか使いこなし、現地の生活にも慣れてきました。

 

アメリカ現地校は、2年生くらいまでなら日本でのオンライン英会話や子供向け教材をやってくれば、放り込めば自分で授業についていけます。

 

しかし、3年生からはだいぶ「授業」らしくなり、4年生からは社会科や理科の授業も難しくなってくるので、高校までしっかり英語を勉強した親でも、授業内容を理解するのが大変になります。

 

4・5年生での編入をお考えの皆さんは、日本でもしっかり英語の準備をさせてあげる方が良いです。あまりに準備不足で、結局1年しないうちに母子だけで帰国してしまうパターンも多いからです。

 

それでは結局、私立中学を帰国子女枠で受験するのも難しくなりますし、何より子供が現地校になじめないまま、ツラい思い出だけを残して帰国することになります。

 

そこで、この記事では、娘が3年生で編入して5年生までにやった授業内容と、英語レベルをご紹介していきます。

 

これについていけるレベルを目指すことに執着しなくても大丈夫ですが、日本で英語を準備する参考にしていただけるはずです。

  

 

 

 

現地校高学年の授業内容

リーディング(読書)

英語の本の内容

内容はこちら。軽く日本の中学、高校レベルの英語は超えているような……

アメリカ現地校には基本的に教科書はなく、リーディングの授業では同じ本をクラス全員で読み込んでいきます。4年生の終わりでは、こんなレベルの英文を読んでいました。

 

英検2級レベル以上の単語も多く出てきます。

 

こちらは小学4年生の推奨図書の一冊です。5年生ではさらに語彙も多くなり、難しくなりますが、私にとっては大学入試の長文読解レベルでした。

 

4・5年生へ編入するなら、このレベルの英文が読めないと現地校の通常授業についていくのは難しいですが、日本から来た駐在員の子供たちは最初から読める子はほとんどいません。

 

現地校のELL(ESL)に入れば、授業についていけるまでフォローはしてくれます。ただし、そのELLについていく基礎はあった方が良いでしょう。

 

4年生以上のお子さんであれば「物語」を英文で読みこなせると良いと思います。

 

 

また、アメリカ現地校は、とにかく低学年からの読書量がハンパではありません。

 

娘の学校では推奨図書を年間30冊が目標ですが、1学期で達成してしまう生徒もたくさんいるくらい現地の子はとにかく本を読みます。

 

しかも、読んだ本の数で表彰されるなど、競争心もガンガンに煽ってくるアメリカなので、会話や語彙のトレーニングはもちろんですが、小学校高学年では単語やフレーズレベルではなく、長い英文を読めるようになっておくと安心だと思います。

 

ELA(English Language Art)

ELAの授業内容

ELAは日本でいう「国語」の授業

Reading(リーディング)に加えて、ELA(English Language Art)いわゆる日本の「国語」も3年生からはだいぶ難しくなります。

 

2年生くらいまでは、絵本が読めて先生の読み聞かせが理解できれば問題ありません。

 

しかし3年生以上では「文法」「書籍のジャンル」「エッセイ(作文)の構成」を習い始めるので、子供向けのオンライン英会話や英語の学童保育レベルの準備では、まったくもって不十分です。

 

Math(算数) 

アメリカ現地校のMath(算数)

算数は日本の公立小学校の1年遅れくらいの進度

アメリカ現地校での算数は、日本の小学校の1年遅れくらいのペースです。

 

3年生で一桁の掛け算(九九として暗記させるかは先生によります)をやりました。

 

・四則計算(4桁〜5桁まで)

・図形・線対称・点対称

・関数(比例・反比例)

素数・最大公約数・最小公倍数

 

などを4年生から5年生くらいまでで学んでいきます。

 

アメリカ現地校の算数問題

文章問題を読み解く英語力があるかも重要

現地校の高学年の算数は、内容は日本ほど難しくありません。

 

しかし、日本人にとって大変なのは文章問題を読む英語力と「解き方は一つでなくてもいい」というアメリカの算数の独特なルールを理解できるかです。

 

計算はカンタンですが、文章が読めなかったり、3通りの解き方で答えを求めなさい、という質問がよく出てくるので、日本人の子供は最初は戸惑ってしまいます。

 

Social Studies(社会科)

アメリカの地理

社会科は地理、歴史、政治を5年生までに履修

高学年になると社会科の学習が本格的になり、まずは「地理」が始まり、3年生では自分の住む「Town(市)」や「State(州)」について学びます。

 

娘は3年生で現地校に編入しましたが、英語がわからないだけでなく「市」と「州」の区別もついていなかったので、かなり混乱したようです。

 

もし、お子さんが日本で社会科の学習を始めているなら、どの「州」の、どの「市(郡)」に住むのか伝えておくと、社会科の授業がわかりやすくなるはずです。 

  

基本的に「社会は暗記」なので、子どもたちは何も見ないで空欄を埋められるよう、ひたすら覚える作業をします。州のシルエット(形)を見て名前が出るまで暗記します。

 

 

頭の柔らかい小学生のうちに、アメリカ全土の州と州都は覚えさせられます。

 

アメリカ東海岸の州と州都

州を覚えたら次はCapital(州都)

ここまでが4年生の社会科のメインテーマです。

 

さらに5年生(小学校の最高学年)の社会科では、アメリカ史(独立戦争南北戦争)が始まります。

 

これに加えて大統領選挙がある年には、高学年で選挙人や政党について学びます。

 

Science(理科)

アメリカ現地校の理科

Science(理科)も日本の小学生と同じようなことを学ぶ

 

高学年のScience(理科)はとても重要です。大学入試の共通テスト(SAT)でも理科は必修なので、小さいうちから勉強する項目も多いからです。

 

子供たちは遠足(Field Trip)で自然観察をしたり、土や植物、虫などを採集して授業で細かく観察や実験をします。日本の小学生とほぼ同じでしょう。

 

・地層

・天体(惑星・月・星)

・物質の状態(液体・気体・固体)

・植物(光合成など)

 

このような分野を3年生から5年生で学びます。

 

英語は化学や地学用語がどんどん出て来ますので、だた英会話を習ってくるだけでなく「英語で現地校の授業を体験する」レベルまで準備をしてくる方が良いはずです。
 

 

4年生以上で現地校についていくのが難しい場合は?

英語チューターをつける

わが家の娘は3年生で編入したので「大丈夫だろう」と思いましが、担任から英語力が伸びていないことを指摘され、半年後には英語の家庭教師チューターをつけました。

 

チューターをつけてから英語力は確実に伸びたので、3年生以上なら編入後すぐに家庭教師をつけてあげると良いでしょう。

 

日本人の駐在員家庭は、兄弟で下の子には必要なくても、上の子が4年生以上であればだいたい最初はチューターをつける家庭が多いです。

 

学年を1つ下げる 

マサチューセッツ州は「9月生まれ」から「翌年8月生まれ」が1学年になる学校がほとんどですが、英語についていくのが心配な高学年のお子さんは学年を1年下げるのも一つの方法です。

 

アメリカでは多くの駐在員家庭がやっていますし、娘の学校でも3年生以上で編入した日本人はだいたい学年を下げています。

 

アメリカの現地校は、算数はだいたい日本の1年遅れくらいの内容を学習するので、一度日本語で学んだ内容を、英語で復習するスタイルにしてあげると子供もラクです。

 

わが家の娘は、3月生まれだったので日本の学年よりも半年下がりましたが、それでも最初の2年は授業についていくのがチューターをつけてもやっとでした。

 

まとめ

 

高学年(4・5年生)でアメリカ現地校へ編入する前にやっておくべきことは

 

・高学年は発音や会話に加えてリーディングや文法(ELA)もやれたらベスト

とにかく読書が多いので英文を読みこなす準備を

・高学年からは社会科・理科が始まるので、授業レベルの英語準備を

・高学年には英語の家庭教師(チューター)は必要

・英語力が心配であれば、学年を1つ下げるのもアリ

・日本の小学生対象ではなく現地校レベルの教材を使う英語スクールで準備を

 

 

この記事が、アメリカ現地校へお子さんを編入させる皆さんのお役に立てば嬉しいです。

  

 

 

 

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