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アメリカで和食を楽しむ!日本から持参してよかったキッチン用品6選!

 

【2024.1  更新】

 

アメリカ駐在妻のLittlepondです。

 

2018年に夫の転勤で当時8歳の娘を連れてマサチューセッツ州ボストン郊外に引越しました。

 

このブログでは、これからパートナーの海外赴任や駐在へ帯同する方に向けて、駐在妻の立場から情報を発信しております。

 

今回は「日本から持っていくべきキッチン用品」についてです。

 

わが家は海外引越し費用を抑えたかったので、荷物は「現地で手に入りにくい」と思った必要最低限の生活用品にしましたが、和食を作りたかったのでキッチンアイテムはいくつか日本から持って行きました。

 

6年経った今でも大活躍しています。

 

ボストンには日系スーパーマーケットも全州で2、3件しかなく、アジア系スーパーも多くはありません。そこで、アメリカで手に入りにくかったものや、日本で買った方が絶対にお得なキッチンアイテムをご紹介します。

 

 

これを読めば、海外引越しでどんなキッチン用品を持って行けば良いかの参考にしていただけるはずです。

 

 

 

 

持ってきてよかった日本のキッチン用品

和食器

和食器

食器を持って行くなら、和食器だけで十分かも

アジア系スーパーで「和食器っぽいもの」は売っていますが、センスが良いとは限りません。

 

韓国系の食器とごっちゃに置いてあったり、昭和感が漂うラーメンどんぶりだったりと、日本人がお金を出して買いたいと思えるものは、直輸入専門店に行かないと手に入りません。

 

ジャパンタウンなど日系店なら手に入るかもしれませんが、バカ高いです。

 

私は、和食器は100円ショップで買い船便の荷物に入れ、普段使いの食器は現地のショップで購入しました。

 

食器は「その国のセンスのもの」と、パーティーなどで使える「日本っぽいもの」を使い分けています。

 

特に、焼き魚をそのまま出せる和柄のオーバル皿や、取り分け用の小皿、来客時だけ使う醤油差し、ご飯とお味噌汁用のお椀などは、好きな和食器を持ってくると役に立ちます。

 

お弁当箱・重箱

弁当箱

日本のお弁当箱はクオリティが高い

お弁当箱、意外と使います。

 

子供の学校のランチにはもちろん「BENTO」は、世界的にもちょっとしたブームなので、ポットラック(1品持ち寄り)パーティーで日本のお惣菜を持っていくとバカうけします。

 

おまけに、現地で売っているお弁当箱は品質が良くありません。

 

日本のキャラクターが描かれたものや、きちんと密閉できるもの、2段、3段重ねになっているものなど、日本クオリティのお弁当箱はいくつか持って来るべきです。

 

さらに、重箱があればホームパーティーで大活躍します。

 

重箱

ホームパーティーへ一品持参するときに役立つのが重箱

 

おせち料理のように重箱に入れて出してあげるだけで、アメリカ人は大喜びします。

 

ふりかけを混ぜ込んだだけのおにぎりを重箱に詰めてパーティーに持参したら、来客がみんな「ビューティフォー♡」と言って撮影を始めました(笑)。

 

なんでもない日本料理をゴージャスに見せてくれる、日本の重箱マジックです。

 

 

たまご焼き用フライパン

四角いフライパン

お弁当やホームパーティーでも、たまご焼き用フライパンは大活躍

 

これが、なかなか日系スーパーのないエリアでは売っていません。

 

売っていたとしても、見たことのない韓国メーカーだったりします。

 

しかし、和食店では「厚焼きたまご」や「だし巻きたまご」は定番メニュー。現地の人に家庭で作って出してあげると、

 

「Hey!これはジャパニーズレストランで見るやつじゃないかー!!」

 

とアメリカ人は驚愕するのです。

 

 

たまご焼きを作るのが得意な人は、ぜひ持参しましょう。ホームパーティーでのパフォーマンスがあがること間違いなしです。

 

 

おろし金

おろし金

おろし金は自分が使いやすいものを一つは持ってくる

 

これもアメリカで売ってはいるのですが、あまりクオリティが良いとは言えません。

 

金属製の安っぽいものはありますが、陶器製のものや、使いやすそうなものは見かけません。自分の愛用品を持参するのをオススメします。

 

大根は意外と売っているので、たまご焼きや焼き魚の大根おろし添えが作れます。

 

 

ホームベーカリー

ホームベーカリーで焼いたパン

ホームベーカリーは本当に役に立ちました

 

日本から持って来た家電の中で、大活躍しているのがホームベーカリー。

 

地域によりますが、アメリカのパンは「この賞味期限の長さ、大丈夫?」とドン引きするパンばかり。いわゆる「食パン」っぽいブレッドもあまり売っていません。

 

朝食用のパンはもちろん、お餅を作れたり、ブラウニーやケーキモードも大活躍します。

 

抹茶入りの菓子パンやケーキを作ってパーティーに持参すると、これまたアメリカ人は大喜びして「Did you make these cakes from scratch?」(一から作ったのこれ?)とよく聞かれます。

 

 

刺身包丁

刺身包丁(蛸引き包丁)

現地で買うと刺身包丁は高いので日本で購入し持参しました

 

アメリカでも和食はブームなので、スーパーに行けばお刺身が売っていることもあります。

 

日系スーパーなら柵や切り身で売っているお刺身ですが、めっちゃ高いです。サーモンやマグロなどは、切り身ではなくカタマリで買った方が、ポンドあたりのお値段が激安です。

 

 

そこで、わが家は一時帰国時に日本から刺身包丁(蛸引包丁)を持参しました。

 

 

柳刃包丁だと先が尖り過ぎていて、人前で使うと怖がられることがあるので、先端が四角いこちらを在米日本人に勧められました。

 

 

 

わが家が持参した「Utaki 蛸引包丁 ダマスカス羽紋」はこちら

 


Utaki 柳刃包丁 蛸引包丁 刺身包丁 265mm 鍛造73層ダマスカス羽紋 G10ハンドル (sdd058zz)

 

 

 

このUtakiの蛸引包丁は、テクニックがなくてもお刺身がキレイに切れます。

 

ダマスカス羽紋で見た目もゴージャスなので、アメリカ人にもめちゃめちゃウケます。

 

自宅で手巻き寿司パーティーをするときに、アメリカ人の前で大きな塊のマグロやサーモンをこれでおろすと、これまた「Wow!ビューティフォー♡」と撮影大会が始まり、マグロの解体ショー並みに喜んでもらえます。

 

 

 

まとめ

 

アメリカ赴任で持参した方が良いキッチン用品は

 

・和食器

・お弁当箱・重箱

・たまご焼き用の四角いフライパン

・おろし金

・ホームベーカリー(変圧器を忘れずに)

・刺身包丁

 

これでアメリカで和食やパーティーなどのおもてなし料理を作るのに役立つはずです。

 

 

では、この記事がこれからアメリカへ赴任されるご家庭のお役に立てば嬉しいです。