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アメリカ現地校【給食とお弁当】スクールランチ事情をお伝えします!

 

 

アメリカ・ボストン駐在妻のLittlepondです。

 

2018年に夫の転勤帯同でマサチューセッツ州に移住しました。当時8歳の娘を現地小学校へ編入させています。

 

西海岸の日本人向けポータルサイト【ロサンゼルスタウン】【サンディエゴタウン】でコラム【駐在妻的米国生活】を連載している駐在妻ブロガーです。

 

このブログでは「これからパートナーの海外転勤などに帯同する人」に向けて、準備や語学の情報を発信しております。

 

 

今回は「アメリカの現地小学校と日本の給食の違い」をお伝えします。

 

 

「アメリカ現地校では給食とお弁当ってどんな感じなの?」

 

 

と心配されている方へアメリカの日本と大きく違う給食スタイルをご紹介します。

 

これを読んでいただければ、心配よりも「現地の学校へ編入するのが楽しみ」になっていただけるはずです。

 

 

 

 

 

アメリカ現地校の給食で日本と大きく違う点は?

スナックタイム

教室でリンゴを食べる女の子

アメリカの小学校には「スナックタイム」というおやつの時間があります

 

給食やランチのお話の前に、アメリカの小学校には、午前10時前後に「スナックタイム」というオヤツの時間があります。

 

これは、小学生のうちは「空腹で授業に身が入らない」という子が午前中に続出してしまうため、多くの小学校で設けられている時間です。

 

あくまでも小学校だけで、中高校生になるとスナックタイムはなくなりますが、小学校時代の名残りで、スナックを持って行っちゃうティーンエージャーも多いです。

 

日本の小学校では、4時間目の終わりにはお腹が空きすぎて脱力しちゃっている子もいますが、アメリカではそれがありません。

 

ウチの娘は「アメリカの小学校で一番好きなところ」だそうで、編入当時「学校ではどの科目が好き?」と聞かれると「スナックタイム」と答えていました。科目ではありませんが。

 

今では、日本の小学校はスナックタイムがないから、4時間目の終わりには「Starve(飢えるほどの空腹)」なんだよー、とお友達によく力説しています。そのくらい、いつもお腹が空いている成長期の小学生女子にとって、スナックタイムは大事なのだそう。

 

スナックはお弁当と一緒に毎日、親が持たせます。

 

スナックタイムには、フルーツやチーズ、シリアル、チューブのヨーグルトなど「ナッツフリーの健康的な捕食」が推奨されますが、チョコレートやポテトチップスなど、フツーにお菓子を持って来ている子もいます。

 

学校によってルールがあるので、詳しくは編入する学校に問い合わせましょう。

 

 

アメリカ現地校の給食(Buy Lunch)

アメリカの学校給食

学校のBuy Luunch(給食)ハムとチーズのサンドイッチなど

 

アメリカ小学校のランチは基本的にお弁当でも給食でもOKです。

 

給食は学校のカフェテリアで買うバイランチ(Buy Lunch)です。

 

娘の学校は一食3ドル(コロナ後は無料になりました)で、現金払いかクレジットカードを登録しておけば、学籍番号をレジで伝えるだけで自動引き落としで購入できます。

 

日本の学校給食に比べると、だいぶ質素な感じはしますが、栄養バランスはちゃんと考えられています。

 

メニューは日替わりで、ピザ、ハンバーガー、サンドイッチ、ホットドッグ、パスタ、マフィン、ナチョスなどのメインに、フルーツや野菜が付いてきます。(たいてい剥いたり切ったりせずそのまま)人気メニューはどこの学校でもピッツァで、娘の学校は金曜はピザの日と決まっています。

 

サンドイッチ系のメニューには、だいたいポテトチップスも付きます。

 

娘は、基本的にお弁当を持っていきますが、月に数回食べたいメニューがある日は学校でランチを買います。(彼女の場合、ナチョスかミートボールパスタ)

 

娘の学校は水曜日は11時30分下校ですが、ランチは朝、生徒が教室でオーダー表に記入しておけば帰りに持たせてもらえるので、娘の分のランチは学校で頼むようにしています。

 

 

アメリカ現地校で給食(スクールランチ)を食べるスタイルは?

アメリカの小学校でのランチ

基本的にはカフェテリアで友達と食べ、座る席は自由なことも多い

 

アメリカの小学校は、教室でランチ(給食)を食べません。

 

専用のカフェテリアで、クラスは関係なく好きな友人と一緒の席で食べられます。

 

娘の場合は、コロナ前は他のクラスの仲良しのお友達と、先に授業が終わった子がカフェテリアに行き、席を取っておくという、社食でのOLさんか?みたいなランチタイムだったそうです。

 

基本的には、好きなものを好きなお友達と自由に食べられるのが、アメリカの小学校のランチタイムです。

 

娘はもう現地校は3年目になりますが、日本の「お弁当箱」で「ゴハンとおかず」を詰めた典型的な「BENTOスタイル」のランチを持って行っています。

 

今でも「Youのランチボックス、いつも美味しそうだね」とクラスメートに言われるそうです。

 

現地の子が持ってくるランチは、だいたいピーナツバターとジャムを挟んだサンドイッチに、リンゴやバナナをまるごと、のようなシンプルなものばかりです。

ピーナッツバターとジャムのサンドイッチ

アメリカでよく子供が持たされるピーナッツバターとジャムのサンドイッチ

 

もはや「お弁当は愛情を込めて作るべし」みたいな親の根性論なんてまったく通じません。

 

しかも、みんな毎日同じランチを持って来ます。

 

他の子がこんなランチですから、日本のお弁当みたいにキレイに作らなくても全然OKです。

 

 

まとめ

 

これからアメリカ現地校へ編入されるお子さんは、日本スタイルでお弁当を持たせてもOKですし、本人が「食べたい」と言ったら、学校のBuy Lunch(給食)をすぐ体験させてあげても良いと思います。

 

アメリカの給食はピザやホットドッグも出ますが、添加物フリーで健康的な食材を使っているので、安心して食べさせられます。

 

牛乳もチョコレートミルクも選べたり、ポテトチップスやライスクリスプなどの「日本人にとってはまるでお菓子」も出てきますので、日本と違う点に興奮する日本人の子もたくさんいます。

 

納豆やカレー、ふりかけは周りの子から「臭い」と言われてしまうこともあるので、気をつけて持たせた方が良いですが、娘の学校はわりとアジア系も多く、日本の「寿司」や「うどん」が好きな子も多いので、海苔をそのままバリバリ食べている子もいます。

 

また、麺類をスープジャーに入れて持たせても、何も言われないそうです。

 

日本からは使い慣れたお弁当箱と、日本製のマグボトル(アメリカ製は子どもに使わせるとすぐ壊れます)を持ってくるのがオススメです。

 

 

 

以上、アメリカ現地校の給食とお弁当についてお伝えしました。

 

 

アメリカ赴任をするご家庭で、お子さんのランチが心配な方の参考になれば嬉しいです。