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アメリカ現地小学校のELL(ELS)クラスとは?【アメリカ現地校・編入準備】

アメリカ駐在でのELLとは?

駐在員の子供の多くが入るELLってどんなクラス?

アメリカ駐妻歴3年目のMs.Littlepondです。

 

2018年より夫の転勤帯同でマサチューセッツ州に住んでいます。現在、10歳の娘は現地小学校5年生で、毎週土曜はボストン日本語学校に通っています(2020年12月現在はオンライン授業中)。

 

今回はアメリカ現地小学校に編入させる子供に必要な「ELL(English Language Learner)」クラス(もしくはELS(English Second Language)についてお伝えします。

 

「ELLってよく聞くけど、なにをやっているの?」

アメリカ現地校に編入するとしたら、ELLは必ず入らなければいけないの?」

 

と疑問に思っている皆さんがこれを読めば、アメリカの公立校で英語が母国語ではない子どもたちがELLでどのようなことをやるのか、どんな英語の授業を行なっているのかをお解りいただけるはずです。

 

 

すべての公立小学校にELLがあるわけではない

英語を学ぶ子供たち

アメリカのすべての公立小学校にELLはあるのか?

私はアメリカに渡航するまで、すべての公立小学校にELLがあると思っていました。

しかしそうではありません。マサチューセッツ州の場合は、タウン(市)によってELLクラスの設置が決まっています。

 

ボストン市、ベルモント市、アーリントン市、ブルックライン市など、ELLは教育予算の多いタウンの公立小学校にはありますが、そうでない自治体には設置されていません。

 

駐在などで、前任者から学校の情報がある場合は別ですが、自分で学区や学校を選ぶならELLがあるかどうかは重要なポイントです。我が家も住みたいタウンの小学校にELLが無いと聞いて断念したこともあります。

 

なので、公立小学校に編入を希望するなら、引越し前に「ELLがあるかどうか」は必ずチェックしましょう。

 

ELLではどんなことをやるのか?

ELLで学習する子どもたち

ELLではどんなことを勉強するのか?

ELLは「英語を日常的に使っていない家庭の子」が「英語での通常授業についていくための英語力」を身につけるためのクラスです。

 

日本でインターナショナルスクールにでも通っていない限りELLに入ることになります。まずはELL専任の先生から英語でのコミュニケーションのチェックがあり、通常授業を週に数時間抜けてクラスを受講します。

 

私の娘は8歳(小3)でアメリカ現地校に編入しましたが、校長先生、スクールナース(保健室の先生)と編入前の面接時にELLに入ることは決定し、ほぼ初日から授業がありました。

 

クラスは2、3人でしたが、よほど駐在員や外国人家庭が多い学区でない限り、多くて5、6人程度の少人数クラスで行われます。

 

ELLでは、主にフォニックスなどの発音練習や、リーディング、リスニングなどの基本的な英語力をつけるトレーニングをします。子供のレベルに合わせて授業を行うので、できる子はどんどん課題をこなし、まったく英語ができない子は先生がつきっきりで教えてくれることもあります。

 

最終的には「州のELL共通テスト」で学年の規定レベルに到達するのが目標で、テストに合格するとELLも卒業です。

 

テストは筆記はもちろんリスニングもあります。その学年で必要な英語力があるかどうかのチェックですので、日本で英語を何もやってきていない場合は2、3年はELLクラスを受講することになるでしょう。娘は小3で編入し、小5終了時にやっとELLを卒業できそうです。

 

ELLに入る前にやっておいた方が良いこと

タブレットとローマ字入力キーボード

ELLクラスで使うのは、電子辞書ではありませんでした……
Google翻訳を使えるようにする

私はアメリ渡航前に「子供に電子辞書を買ってあげた方がいい」とアドバイスをされ、日本で小学生用の日英電子辞書を購入しました。

 

しかし、ELLではまったく必要ありませんでした。

 

日本の電子辞書は「小学生用では簡単すぎるし、高校生以上が使うレベルでは難しすぎる」のが現状でした。

 

小学生用では現地校のレベルには追いつきませんでしたし、大人用では単語を調べても日本語で変換される意味が子供には難しすぎます。

 

しかも、ELLでも電子辞書なんて使っていませんでした。

 

何を使うかと言えば、Google翻訳です。

 

娘のELLでは、一人に一台「母国語と英語のGoogle翻訳がインストールされたタブレットが渡され、わからない単語はそれで調べながらクラスを受講していました。

 

今では手慣れた様子で、わからない単語はGoogle翻訳を使って調べられるようになりました。電子辞書よりも使いやすく、授業中や読書中でも自分でどんどん調べて単語を覚えていくので便利です。

 

普段、大人はさんざんGoogle翻訳を使っているのに……目からウロコでした。

 

まだ渡航前の皆さんは、お子さんにGoogle翻訳の使い方を教えてあげるとELLで役に立つはずです。英語を勉強するのも大事ですが、知らない単語は毎日のように出てくるので、自分で調べるクセをつけてあげると良いと思います。

 

現地ELLに似ている教材を一つやっておく

また、娘がアメリカ現地校編入前に、唯一やっていた英語教材は【しちだの魔法ペン】 です。

 

これといって英語をとくに勉強させたわけではありませんが、コレは一人で英語を遊びながら覚えてくれるので便利でした。これで「語彙力」と「発音」はものすごく鍛えられたと思います。

 

「1日7分で英語が話せる!」「35日でバイリンガル!」のキャッチコピーに惹かれて購入しましたが、正直なところ平均して1日7分はやっていません(笑)。しかし、たまにスイッチが入ると30分以上集中してフレーズ音読やリピートをしていることもありました。

 

しかも、これが一番、現地の低学年がELLでやっている内容にも近いと感じました。

 

英単語から現地の子どもがよく使うフレーズまで、世界中を旅行するようなストーリー仕立てで、娘は夢中になってやっていました。こちらに来てからELLの先生に発音は「ネイティブ並みだね」と褒められたので、娘は自信を失わずに現地校に通ってくれました。

 

子ども向け英語教材がありすぎてよく分からない人は、まずは試してみるのをオススメします。

  

 


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