アメリカ駐在妻のLittlepondです。
2018年より夫の転勤帯同で、マサチューセッツ州に住んでおります。
今回は、私もやっている「駐在妻の在宅副業」についてお伝えします。
私はL2ビザ(企業駐在員の配偶者)でアメリカに移住時にEAD(米国就労権)を取得し、フリーランスでWEB関係の製作をメインに日本と仕事をしております。
納税はアメリカでして、日本での所得はアメリカの税理士に申告しています。
実は、私の住むボストンには語学が堪能な駐在妻さんや永住日本人が多く、日米翻訳を在宅ワークにしている人も多いです。最近アメリカに来たばかりのLビザの配偶者から、すでに10年以上のキャリアがある人までさまざま。
そんな方々から聞いた「海外駐在妻が翻訳を仕事にする方法」をまとめてみました。
なによりアメリカで「翻訳の仕事をしております」と言う駐在妻さんや日本人妻の皆さんって、本当にカッコいいんです。
知的さも、自立しているオンナ感も、ぜんぜん敵いません。
これを読んでいただければ、これからパートナーの海外駐在についていきながら、海外でも「翻訳」を仕事にする方法がお分かりいただけるはずです。
現地で探す方法
まず、アメリカなど現地で「日米翻訳者」を探す方法です。
アメリカでは翻訳者のボランティアは多く募集されています。公立小学校の連絡などを、スペイン語、フランス語、中国語、日本語など、子供を通わせる家庭の母国語に翻訳するのが仕事で、保護者などからよく募集されます。
しかし、これはあくまでもボランティアなので、報酬は発生しません。
現地で「仕事」として探すのであれば、アメリカ掲示板 などの日本人向けのネット掲示板で「求人」から「翻訳・通訳」カテゴリーで検索する方法があります。
単発の仕事から、継続して担当してくれる翻訳者まで、多くの企業が求人を掲載しています。
翻訳業務の求人は非常に人気があり、すぐに募集は締め切ってしまうことが多いので、掲示板はこまめにチェックする必要があるそうです。
日本で探す方法
アメリア
海外駐在妻さんが多く利用しているのが翻訳者ネットワーク「アメリア」です。
アメリアは翻訳者と企業をつなぐマッチングサイトで、入会金と年会費がかかりますが、翻訳業務に必要な英語スキルなども手厚くフォローしてくれます。
私はボストン在住の日本人翻訳者からこのアメリアを紹介され、いずれは翻訳を仕事にしてみようと思い、無料でDLできる資料請求と質問をしてみました。
アメリアから非常に丁寧な回答が返ってきましたので、皆さんにもシェアします。
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Q:海外在住ですが、翻訳の仕事はできますか?
A:アメリアの求人の約7割は在宅フリーランス形態での募集のため、地域に関係なくお仕事に取り組んでいただけます。なお、アメリアに入会された場合のお仕事受注の流れは以下になります。
【ご希望に沿う求人を探す→応募条件を確認→応募→発注元企業による選考(書類選考やトライアル等)に合格→受注】
ご応募後はアメリアを介さず直接企業とやり取りいただくことになります。
ご応募時に「日本時間●時から●時までは即時メールチェック可」や「時差が●時間あるため日本時間●時以降の連絡は翌日返信になります」など、一言添えていただくとスムーズかもしれません。
Q:どのくらいのレベルなら翻訳業務を請けられますか?
A:翻訳のお仕事が受注できるレベルチェックには「定例トライアル」をご活用ください。企業が行うトライアルを想定した模擬試験で、毎月独自に開催しております。
この「定例トライアル」では“実際の仕事で通用するレベル”を基準に、AA~Eの6段階で総合評価が受けられます。添削はございませんが、総合評価のほかに「原文の理解度」「日本語表現」などの3~5項目でチェックし、翻訳スキルを測ることができます。
総合評価B以上を安定してとれるようになると、実際のトライアルの合格率も上がってくるので、求人応募前の力試しにもご活用ください。
翻訳の実務未経験の方の場合、まずは未経験可の案件から挑戦していき、徐々に翻訳キャリアを作っていかれるケースも多いです。
具体的にはTOEIC600点、英検2級程度の英語力があれば、スキルアップを積み重ねることで
実力を培っていける可能性があります。
Q:翻訳を仕事にしたことがない人でもできますか?
A:登録される方の3割が「未経験」からのスタートです。アメリアではスキルアップに繋がる情報を様々な切り口から発信し続けています。さらに、翻訳した訳文を投稿できるコンテンツも数種類ございますので、翻訳実践の機会を積み重ねてください。
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まとめ
海外駐在妻が在宅副業として、翻訳を仕事にするための第一歩としては
・現地のアメリカ掲示板 などの求人サイトを使って応募する
・翻訳者ネットワーク「アメリア」に登録し翻訳者を募集する企業とマッチングする
どれも海外からでもアクセスOKです。
今から翻訳を仕事にしたいプレ駐在妻さんはもちろん、すでに海外に住んでいる人でもすべて応募ができます。
この記事が、これから海外で翻訳の仕事をしたい人の参考になれば嬉しいです。
一緒に、充実した駐在妻生活を楽しみましょう!
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