アメリカ駐在妻のLittlepondです。
2018年に、夫の転勤帯同でマサチューセッツ州のボストン郊外に移住しました。
この記事を見つけてくださった皆さんは海外への転勤でご家族を帯同するにあたって
「妻や子どもが英語ができなくて大丈夫か?」
と不安を抱えていらっしゃると思います。
アメリカ駐妻歴6年目の立場でハッキリ言わせていただくと、妻(夫)も、英語ができるに越したことはありません。
お子さんも、現地校へ編入するなら、授業の英語についていく必要があります。
家庭では日本語で暮らせても、一歩外へ出たら「英語の世界」になるわけですから、英語ができないと無駄なストレスを日々ためることになります。
そのため、海外駐在妻(夫)やお子さんは、現地では
英語力を準備していって駐在妻や現地校での生活を充実させる
もしくは
英語はできない!と開き直り、文明の利器に頼る
かのどちらかになるはずです。
どちらを選ぶにしても、この記事にたどり着いた皆さんに「英語ができない駐在妻(夫)」が海外でどうやって「毎日の英語」に対応しているかをお伝えします。
これを読めば、海外へ帯同前に「英語ができるようになりたい妻や子」にはもちろん「英語が話せなくてもなんとかしたい人」にも役立つことをご紹介します。
海外赴任で英語が話せない妻と家族が準備すべきことは?
私も、渡航当時はまったく英語ができませんでした。
ひきこもり駐在妻を1年やった後に一念発起し、日本の英語教材と現地でのオンライン英会話で、なんとかアメリカで「妻」や「保護者」としてやっていける英語力を身につけました。
もともと英語は嫌いではありません。受験英語もさんざんやりました。
でも完全な「純ジャパ」なので、英語は読めても話せませんでした。
「アメリカに住んだら自然と英語はできるようになる」なんて、ただの幻想でしかないと気づいたのが駐在2年目。
なんとか英語が話せるようになりたい!と思い、取り組んだ英語教材で、とくに「駐在妻におすすめしたい英語教材」を厳選して紹介した記事がこちらです。
紹介する英語教材をしっかりやれば、駐在妻(夫)としての日常会話は必ず身につきます。
カフェやレストランでの注文から、スーパーマーケットでの買い物、学校や保育園のスタッフとのやりとりや、保護者同士の会話まで。
さらに、パートナーの同僚との会話や、病院、図書館、郵便局など、事務的なやりとりのハードルも余裕で越えられます。
アメリカでは「家族で参加が当たり前」のホームパーティーでの世間話だって、2時間くらいはできるようになってしまいます。
「自分で話せるようになりたい!」と思っている人は、まず読んでみてください。海外でも使えるもの、海外から購入できる教材もご紹介しています。
また、私がアメリカ渡航時は8歳の娘を帯同しました。
日本でやってきた子どもの英語準備で、現地校のソフトランディングに役立った方法は、こちらの記事でじっくり紹介しています。
お子さんを帯同する方はご参考になさってみてください。
海外赴任で英語ができない家族へおすすめ翻訳機
でも、安心してください。実は……
✔️ 数年だけの駐在期間で英語を話す気なんてさらさらない妻と子
✔️ 夫(妻)は英語ができるから、すべて頼れば大丈夫と思っている家族
✔️ クラスに日本人がいるから英語を必死にやる必要がない子ども
そんな駐在員家庭も、ほんっとうに、たっくさんいます。
私の駐在妻友達のEさんもその一人。夫はアメリカの最先端テクノロジーを研究する企業の駐在員。英語はもちろんペラペラです。
しかし、夫がいくら優秀なバイリンガル駐在員でも妻も英語ができるとは限りません。
「私、昔っから英語苦手だし〜」が口癖で、英語で話しかけられても常に威圧的な
「はっ?」
英語の「What?」でもない、明らかに日本語の「はっ?」で済ませるEさん。
基本は「英語はダンナにすべて任せる!」がセオリーの彼女。
しかし、プリスクール(保育園)と小学5年生の2児の母であり、駐在員の妻でもあるため、英語は避けては通れません。
しかも、上の子はすでに小学校高学年なので、毎日の学校の宿題をGoogle翻訳だけで片付けるには無理がありました。
そんな彼女が日本から持ってきた最強の武器はPOCKETALK(ポケトーク)です。
英語をしゃべれない、話せるようになる気もない妻には最強アイテムです。
アメリカにいて、英語ができないと困ってしまう
・病院など不慣れな施設での受付や、お医者さんとのやりとり
・子供の学校の先生との個人的な連絡や保護者ミーティング
・海外引っ越しや不動産屋などの業者とのやりとり
・SSNや運転免許などの重要書類や連絡メール(ほぼ解読不可能レベルの英語)
こんな大事なシーンでも音声翻訳を使えば、Google翻訳のワケわからない日本語訳ではなく「かなり正確で流暢な」英語訳を表示し、音声も再生してくれます。
Eさんは英語がまっっったく、絶望的にできないのに、現地校の保護者会に参加し、ポケトークで翻訳しながら先生の話を聞いているのを見て
「こんな便利なのあったんかーい!!」と、度肝を抜かれました。
学校やタウンからのメールを読むだけで丸一日かかり、保護者会へは夫に仕事を休んだり早退して行ってもらい、子供の先生に突然「I have something to tell you about your daughter」と話しかけられて、冷や汗だくだくでテンパったり、と……
3年も英語で苦労した私は、早くコレ教えてよー!と叫びたくなりました。
Google翻訳は「ネイティブが書くリアルな業務連絡」のメールを訳すと、むしろ英語で読んだ方がわかりやすいんじゃないかと思うくらいヘンな日本語に変換されます。
それが、駐在家庭にとってはいちいち、地味にストレスなのです。
しかしポケトークならきちんと理解できる日本語に変換してくれます。
息子さんの現地校の宿題も、子どもが使うだけでなく自分が課題を日本語で理解するためにガンガン使っているのだとか。
まとめ
未来の駐在妻(夫)で「英語ができるようになりたい人」と「英語なんてできる気がしない人」にオススメしたいものを、現役駐在妻の立場でご紹介しました。
「英語力」か「本当に使える翻訳機」のどちらかを用意しておけば、海外赴任中も家族で「英語で苦労することなく」平和で穏やかな生活ができるはずです。
英語で家族がストレスを溜めそうな人はPOCKETALK(ポケトーク)を1台持ってきちゃいましょう。
それが一番、手っ取り早いです。
この記事が、皆さまの海外生活のお役に立てれば嬉しいです。