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アメリカ駐在妻のファッションは?洋服は何を持っていくべき?

 

アメリカ駐在妻のLittlepondです。

 

2018年より夫の転勤帯同でマサチューセッツ州に住んでおります。渡航当時小3だった長女は現地校に通い、日本語学校(補習校)へも通っています。

 

このブログは、パートナーの駐在・転勤・赴任・留学などで海外へ帯同する皆さまに、海外駐在妻として情報を発信しております。

 

今回は「アメリカ駐在妻の服装と、日本から持って行くべき衣類について」お伝えします。

 

自由の国アメリカでは、基本的にどんな格好をしていたって誰からも文句を言われませんし、後ろ指をさされることもありません。

 

しかし、郷に入っては郷に従えで、駐在妻の服装はアメリカ人に合わせて変わっていきます。「みんなと一緒がなんとなく安心」なのが日本人だからかもしれません。

 

この記事を読んでいただければ、アメリカの駐在妻ってどんな格好(服装)をしているの?という疑問や、日本から何を持っていけば良いのか?という不安を解決していただけます。

 

 

アメリカ駐在妻の服装はどう変わる?

アメリカ駐在妻の服装はどう変わる?

どんなにオシャレな駐在妻でもアメリカに慣れると服装も変わります

 

私は日本にいたときは、洋服大好き人間でした。

 

大学時代は「赤文字系」の雑誌が愛読書でしたし、30代ではVE◯Y、40代ではSTOR◯と、ファッション誌を読みまくって、流行アイテムのチェックは欠かしませんでした。

 

しかし、日本でどんなにオシャレ好きだった人も、アメリカに来ると駐在妻の間でも「日本のまんま」の格好はなんだか浮く、と気づき始め……

 

今では夏はTシャツにレギンス、冬はニットにレギンス。年がら年中レギンスオンリー。

 

コーディネートなんて考えなくなりました。

 

子供のお迎えも、レストランでの食事も「アメリカの同年代女性の超カジュアルなファッション」に合わせないと、がっつり浮いてしまうからです。

 

そして、アメリカ駐在妻歴が増えるにつれ、日本人妻の皆さんの服装がどのように変化していくかを観察できるようにもなりました。

 

そこで、アメリカ駐在妻の服装がこう変わるというパターンをご紹介していきます。

 

 

ゆるふわ系をやめる

アメリカに来たばかりの駐在妻

ふんわりシルエットの服は「アメリカへ来たばかり」の妻しか着ていません

ふんわりシルエットの服は「日本そのまま感」が出ます。

 

アメリカでは、ふんわりした形の服を着ている人をあまり見かけません。

 

新学期、子供の日本語学校に行ってこういう格好の人を見かけると「あ、日本から来たばっかりなんだな〜」と思います。

 

もちろん、ボストンのようにそこまで日本人が多くない地域では、がっつり浮きます。

 

 

ワイドパンツやロングスカートをやめる

ロングスカートとハイヒール

ワイドパンツやロングスカートは一部の若い女子しか着ていません

 

アメリカでワイドパンツなんて小洒落たアイテムを履いているのは、ものすごーくオシャレな(とくにアジア系の)若い女子だけなので、子供がいる女性が履いているとミスマッチな感じがします。

 

また、大人の女性が普段着としてロングスカートを履くこともあまりありません。私の住むボストン郊外では、ロングスカートを履いて歩いているだけで「あら!今日はパーティー?」と近所じゅうから聞かれます。

 

現地のパーティーなどのフォーマルシーンでは、足はがっつり出したワンピースが多いです。

 

アメリカの汚いトイレでは、裾をいちいちめくるのも煩わしく、裾を留めておくクリップや下着のように気の利いたアイテムも売っていないからです。

 

それなら、最初から面倒臭いもんは履かなきゃいいじゃん、っとなるわけです。

 

 

ハイヒールをやめる

アメリカ駐在妻とハイヒール

ハイヒールの出番がまったくなくなるのがアメリカ生活

アメリカに来て、一番履かなくなったのがハイヒールです。

 

まず、道路の舗装が日本ほどキレイではないので、ピンヒールなんて履いて歩こうものなら、舗装のくぼみやマンホールの穴にヒールがグサグサ刺さりまくり、あっという間にヒールがボロボロになります。

 

それに、アメリカでの移動はほとんどクルマなので、運転できない靴はアウトです。

 

ハイヒールを履けるのは、自分で運転しないで高級レストランや超フォーマルなパーティーへ行くときくらいですが、アメリカ駐在妻をやっていてそんな「ハレの日」は、ほぼ来ないことにも気づきました。

 

もちろん、子供の学校行事にも保護者はスニーカーかサンダルで行きます。

 

どうしてもヒールの高い靴を履きたいのであれば、ピンヒールではなく太めのヒールを持って来るのをオススメします。

 

 

ブランド物・大きなバッグを持たなくなる

バッグを持ち歩くアメリカ駐在妻

アメリカ人女性は大きなバッグを持ち歩く人が少ない

 

アメリカで大きなバッグを持っていたり、しかも誰にでもわかるような高級ブランドだと、スリに狙われて危ないからです。

 

アメリカ人はショッピングには、クロスボディ(斜めがけ)のポシェットなど、貴重品は肌身離さず持ち歩けるバッグを持ちます。

 

ガバッと開くトートバッグなんか持っているのは、よほど安全なエリアか、多少の貴重品を盗まれても痛くもカユくもない、ガチなセレブだけです。

 

 

 

日本から持ってくると良い衣類は?

 

ワンピース(コットン素材)

ワンピースを着るアメリカ駐在妻

アメリカではコットン素材のワンピースが使えます

 

アメリカではいくら老若男女バリッバリのアメカジとはいえ、フォーマルシーンで着る服がないのは困ります。

 

アメリカ駐在妻にとって「フォーマル」はパーティーや高級レストラン、子供の学校行事(卒業式)くらいですが、日本で子供の入学式や卒業式で着るセレモニースーツや、シルクやサテン素材のワンピースはゴージャス過ぎてしまいます。

 

そこで役に立つのがコットン素材のワンピ(マキシ丈以外)です。

 

一枚あれば、季節を問わずにドレスコードのあるレストランにも来ていけて、6月(夏)に行われる子供の卒業式などのイベントでも「アメリカで浮くことなく」着られます。

 

 

レギンス

レギンスを履くアメリカ駐在妻

アメリカでは大人も子供も、女性はとにかくレギンスばかり履いている

 

アメリカに来て気づくのが、女性は大人も子供も、幼児もおばーちゃんも、とにかく女性はレギンスばかり履いていることです。

 

しかも、日本のようにスカートやショートパンツを重ね着せず、お尻や太ももの形が丸見えのまんま履いています。トップスはTシャツやニットで、ボトムスはレギンスのみ。

 

「レギンスだけで外を歩くなんて、恥ずかしくてできるかー!」

 

と最初は思いましたが、最近ではカジュアルなレストランならレギンスだけで行けちゃうようになりました。恐るべし、アメリカのレギンスカルチャー。

 

なので、レギンスは日本からいくらでも持ってきてOKなアイテムです。

 

 

デニム

デニムを履く駐在妻

デニムも日本から駐在妻が持ってきてもOKなアイテム

アメカジといえば、デニムも欠かせないアイテムです。

 

これも日本からお気に入りを持ってきてOKです。普段からガンガン履けます。

 

しかし、アメリカではどんなに太っていてもピッタピタのスキニーデニムを履く人が多く、ワイドシルエットを履いている人はあまり見かけません。

 

 

ニット

アメリカ駐在妻のニット

日本の服で優秀なのはニット。アメリカへは持ってきた方がよいアイテム

アメリカのニットは激安ですが、素材があまりよくありません。

 

乾燥機に耐えられる化繊素材が多いですが、すぐ伸びるし、洗濯すると縮みます。

 

乾燥機に耐えられる素材のもの、もしくは手洗いするなら、ニットは日本のものをいくつか持って来るのがオススメです。

 

 

防寒性の高いアウター

駐在妻のアウター

寒い地域へ行く人は、最強の防寒アウターを日本から持ってきましょう

 

アメリカの緯度の高い地域は、冬になると日本とはレベル違いの寒さが襲ってきます。

 

毎日が氷点下ということもありますし、子供の送迎や買い物で外に出ると鼻毛や眉毛も凍るなんてことがあります。

 

しかし、アウターを探そうとすると、サイズが合わなかったり、デザインがイマイチだったりして、日本人的にドンピシャで欲しいものに出会えることがありません。

 

最初の冬を越すためにも「最強」の防寒アウターを持ってくるのをオススメします。

 

ちなみに、アメリカではアウターもふんわり系シルエットなどのオシャレ過ぎるアイテムは浮いてしまいます。

 

さらに、アメリカではクルマを運転しやすいのが大前提なので、丈の短いダウンジャケットが多いです。

 

足までしっかりカバーできるロング丈のダウンジャケットはあまり売っていないので、お尻がしっかり隠れる丈のアウターも持って来ると良いでしょう。

 

水着

アメリカ駐在妻の水着

アメリカで困るのが、日本人の好みやサイズに合う水着が売っていないこと

 

アメリカで日本人がもっとも困るのは水着です。

 

女性ものは、基本的にワンピースかビキニしか売っていません。

 

しかも、ワンピースも岡◯夏生のレースクイーン時代か?ってくらいのハイレグばかり。

 

当然、日本人にはサイズも合いません。

 

アメリカでは水着はあくまでも「水に入るためのウェア」なので、日本のように全身を隠すものではありません。

 

おばーちゃんでもハイレグのワンピタイプを着ているのには度肝を抜かれました。

 

もちろん、タンキニやロングスリーブ、ショートパンツタイプなど売っていません。

 

アメリカに来ると、お家にプールがある友達から誘われたり、子連れのレジャーはビーチや湖など、日本にいるときよりも水着を着る機会が増えます。

 

「いや、親はプール入らないでしょ」と日本人ママは考えますが、アメリカでは「プールや海に来ているのに水に入らないなんて」と思われます。

 

私は娘のお友達ファミリーにプールに誘われ「人前で水着になるなんて何十年もやってないからムリ」と、水着を持って行かなかったら「なんで水着持ってこないのー!?」と逆にドン引きされました。

 

それ以来、日本で買ったショートパンツ付きのタンキニを着ています。渋々。

 

水着はご自身が「人前で納得して」着られるものを持ってくるのが良いと思います。

 

 

まとめ

 

以上、これからアメリカへいらっしゃる未来の駐在妻さんへ、アメリカ駐在妻としてどんな服装(衣類)を持って来るべきかをお伝えしました。

 

私は「海外赴任は人生最大の断捨離のチャンス!」と、若い頃のブランドバッグや「いつか着るかも」とか「高かったし」と執着して捨てる勇気がなかった服を、アメリカ渡航前にトータル80点ほど一気に売却しました。

 

 

海外に持って行く必要のないアイテムはすっきり断捨離して、現金化したら現地での自分に合うものを買うのがおすすめですよ。

 

 

この記事が、皆さまの渡航準備のお役に立てれば嬉しいです。

 

 

 

 

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